□ 生徒会室物語
□始まりのH
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「今日はもう帰ろう。キリ、すまなかったな。」そう言って帰ろうと席をたった椿の前に忍者の俊敏さでシュタッと希里が膝をついた。
「お待ちください!誤解をとかねば!それとそれの処理をしなければなりません。」
顔をあげた希里の視線は、ちょうど目の前にある椿の股間に注がれていた。そこにはゆるく穏やかに盛り上がり始めたものがあった。
「なっ!!」
思わず股間を両手で隠し、後ずさる。
「しょ、処理???なんの事だ??」
色や恋に全く疎い椿はどうやらAVで欲情し始めた自分の体の状態がよくわかっておらず、そんな無垢な椿に希里の脳内で再びユニコーンが暴走し希里の両目からは、つーーーー・・っと清流のような涙が流れた。
「ふっ・・やはり会長はすばらしいお方だ!この加藤希里、会長の操は必ずお守りいたします!命にかけてもっ!!」
「待て待て待て待て待て!!なんなんだ!さっきから!誤解とか処理とか!!」
「っと、いけねぇ。処理をせねば。」言うと同時にズサッと椿のズボンが落ち、それを阻止する暇も隠す暇もなく椿の股間はパンツ一枚となった。
「っ!!!」
反射的に再び後ずさったが足下のズボンが邪魔をして退く方向が悪かったのか、すぐに背中に壁が当たってしまった。
そして、間髪いれずに希里が「失礼します」と椿の緩く盛り上がったそこにそっと手を触れた。
「ちょっ、まっ・・あっ!!」
初めて他人に触れられ、椿の体がビクッと反応した。
希里の手が壊れ物に触るかのようにゆっくりと椿のものを揉み始める。
「な、なんだ、この・・なんかモゾモゾする感覚はっ・・キリ・・っ!ま、待て・・・なにを・・しているっ!?」
「はい。会長の自慰のお手伝いを。」手は動かしたまま下から椿を見上げ、まじめな顔でそう答えた。
いつの間にか荒くなってきた息の中、椿が聞きかえす。
「自慰?」
「はい。ご存じないですか?」
その答えに希里の息も上がる。
希里は熱くなった椿のものを布越しにこすり出した。
「あっ!やめろっ!!キリ、貴様、なにを・・・っ!!」
「しかし会長のものはこんなになっていますし、ここで放っておくのは酷かと。」
椿のものは先程より明らかに力強くはっきりと立ち上がっているのがわかる。更に形がはっきりとわかるようにパンツを引っ張ると、盛り上がったパンツの先からじわりと何かが滲み出てきた。
「あ、ほら、がまん汁も出てきましたよ。」
がまん汁がどういったものかはわからないが、その名前の響きからいやらしいものに違いないと悟った椿の顔が再度赤くなった。
『会長・・かわいい・・・・』
それを見た希里は椿のものへチュッっと布越しにキスをした。
「わっ!!」
そして、愛しそうに軽いキスを数回繰り返すと今度は、はむっと歯を立てずに堅くなった椿のものを下から丁寧に先端に向かって何度も甘噛みをしながら登っていく。
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