□ 生徒会室物語
□始まりのH
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お疲れの言葉とともに、それぞれの帰路へつく生徒会メンバー。
いつものように椿が終わるのを待っている加藤希里に、誰もいなくなったのを見計らい椿が切り出した。
「キリ、悪いが今から少しこれを確認するのを付き合ってくれないか?」
手には白い表紙のままのDVD。
(なんのDVDだ?・・・って、それを確認するのか。)
「はい。それではパソコンで再生してみましょう。」
「ああ、頼む。」
ノートパソコンを起動させ、DVDを挿入しながら希里が椿に聞いた。
「それ、どうしたんですか?」
「それが1週間前にボクの机に入っていてな・・・。」
椿が言い終わらぬうちにDVDから音がつむぎ出された。
それは一枚のDVDがきっかけだった。
始まりのエッチ
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