□ 生徒会室物語

□始まりのH
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「あっ・・キ、キリ・・やめ・・ろ・・・!」

(何がおこっているんだ・・・。身体がなんだか・・変だ・・。)

椿の言葉が届いてない筈はないのだが、椿を壁に押しつけたまま椿の股間に顔を埋めている希里がそれをやめる気配は全くない。
先端までたどり着くと舌先でチロチロといじる。その度にじわぁっと密が滲み、椿の息が荒くなってくる。

「っんっ・・・ぁっ・・やめろと言って・・・んあっ!!」

かりの部分を布ごとパクリと口内に入れると、椿が敏感に反応した。
椿のものを口のなかで絡めるように舐めあげていく。

「・・ぁ・・・ん・・・・んっ・・」

(会長・・・布一枚がもどかしいぜ。いっそ取っちまって会長のものを直に含んでしまって・・・。)

カクン

「!!」

希里が椿のものを取り出そうかと思った瞬間、不意に椿の足の力が抜け、ズルズルと壁伝いに下がっていく。

「会長、もう限界のようなので・・・ちょっと失礼します。」

座り込む形になった椿のパンツの中へと手をのばし、椿のものをその手に握った。

「あっ!」

瞬間、椿から声が漏れた。

ヌルッ

先走りでぬるりとぬめるそれを包み込むように掴むと、椿が身体をくねらせた。

「ぁあ・・・っ」

(会長の熱くなってる。)

ゆっくりと上下にこすりだし、握る力を強めてみたり弱めてみたりしながら、段々とその速度を速めていく。

「はっ、、はっ、、はっ・・・」

頬を染め上げ、今までに見たこともないような表情の椿に希里の息もあがっていく。

「ぁっ・・・んっ・・・」

椿の足に力が入り、たまらなくなったのか希里の肩に抱きついた。引き寄せらる形となった希里と椿の顔は息がかかるほどに近くなる。

ハァ・・・ハァッ・・・ハァ・・・

(会長・・・っ・・、なんてお顔を・・・。)

そしてふと、椿と目があった。
お互い目をそらす事もなく、感じるままの顔で見つめ合う。

シュッ シュッ シュッ シュッ 

「あっ!あっ!あっ!キリ・・・ッ、なんか・・変・・だっ・・!」

「ハァ・・ハァ・・会長・・出してください・・」

(出す・・?)

希里の手が一段と早くなる。

「あっ・・はっ・・」

椿の足にぎゅーっと力が入った。

「会長・・・」

希里の声が耳元で聞こえた瞬間、椿は達した。

ドクン!

「んあ・・・っ・・!!」

ドピュッ!

「あ・・・あっ・・ぁぁ・・・」

希里の手に熱いものが溢れ、しがみついていた手から力が抜けた。




はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・・



息が落ち着いてくると段々と正気にもどったのか、いつの間にか希里にもたれかかっていた身体を慌てて引こうとした椿だったが、パンツの中に未だ入ったままの希里の手が引っかかった。

「あっ・・!」

自分のパンツの中に他人の手が入っている光景を改めて見て、椿の顔がたちまち赤くなった。

「会長、大丈夫ですか?」

そういいながら引き抜いた希里の手からは、とろりとした白いものが溢れ出していた。

「うわぁぁぁ!な、なんだそれは!!ボクの身体はどうなってしまったんだ!?病気か!?」

「落ち着いてください!これは男子ならば当たり前の事です!この白いものは精液といって、この中には命を紡ぐ為の何億という会長の精子がウヨウヨと元気に泳いでいるのです!」

「気持ち悪い言い方するんじゃないっ!!!」

希里はガシッと椿の両手を掴むと、「この行為は誰でも通る道です。俺が会長の気が済むまで、毎日毎日、一日何発でもサポートしますので!ええ!何発でも!!」と訴えた。

「何発とか言うんじゃない!!」

「「あ・・・・」」

ヌルリとした感触に二人同時に言葉がとまった。
握られたままの手を離すと、間から椿の白い精液がドロリと滑り落ちた。

「ひっ!!!」

この日以来、誰もいない生徒会室で、ガミガミと椿に叱られながら床を掃除する加藤希里の姿を度々見られるようになった。




END
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