夢幻なる絆

□7.未来改造計画
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「夕凪、帰って来た時にはいつも痩せてるようだけれど、ちゃんと向こうで食事を取っているの?」
「心配しなくても、ちゃんと取ってます。でもあまりお腹が空きませんから、いつもの半分以下ですけれどね」

部屋に戻った私達はごく当たり前で自然に素肌を晒し合い、帯刀さんに優しく抱かれそのまま布団へとダイブした。
そして私の体の異変に気づいた帯刀さんは心配してくれ、でも私はたいしたことがないように答え帯刀さんの頬を舐める。

元の世界では不思議とお腹が空かなく食べることにも興味がなくなり、度々食事をするのを忘れてしまう。
でもほとんどは人並みに三食取ってたから、何も問題ないと思う。
寧ろ間食をほとんど食べてないから、健康面では案外いいのかも?

「夕凪は寂しがり屋の甘えん坊だからね」
「・・・はい、私は甘えん坊さんです。こうやって帯刀さんに抱かれないと、もう駄目なんです」
「だったら今夜は思う存分、私を味わいなさい」
「はい。・・・ッツ!!!」

ここぞとばかり甘えて誘惑し続ければ、久しぶりに感じる刺激が堪らなく癖になりそう。
私はこの快感が好き。

「・・・くちゅ・・・くちゅ・・・」

胸を吸い始める音が聞こえると体中の力が抜けるようで、下半身が制御不能になり熱い物が止めどもなく噴出される。

私こんなにも帯刀さんを感じて、体が帯刀さんのすべてを欲しているんだ。
これだけじゃ物足りない。
もっともっと私は帯刀さんを感じたい。

「夕凪ちぎりが随分うまくなったね。でも積極的なのは良いけれど、男を焦らすこともそろそろ覚えなさい」
「・・・そんなの無理です。早く欲しいんです。それじゃ駄目ですか?」
「駄目。私はもっと夕凪を味わいたい。こんなんじゃ物足りないよ。もっと出るでしょ?」

無茶苦茶なことを言ってしめり具合がまだ満足行かないらしく、片方の胸を強めに揉み初め調節する。
最初の頃ならそう言えばすぐにでも入れてくれたのに、日に日に要望が強くなり焦らすだけ焦らされ遊ばれてしまう。
焦らされるのは大嫌い。

「お願いです。入れて下さい」
「何をどこに入れて欲しいの?ちゃんと言えたらそうしてあげる」
「!!」
「何をここまで来て恥ずかしがってるの?もうここまで来たら何を言っても恥ずかしくないでしょ?」

もう一度お願いをしてみると返って来たのはとんでもないドS発言で、私の意識はハッキリ戻り口黙った。
帯刀さんは悪魔の笑みを浮かばせ耳元で甘く囁き、首筋を何度も何度も甘噛みする。
この調子じゃ声に出していはない限り、これ以上は何もやってくれないだろう。
私の忍耐力がないことを知っていて、わざと言ってくる。

帯刀さんのドS。
悪魔。

「帯刀さんの○○○○を私に入れて下さい。それで○○も沢山下さい」
「はい、よく言えました。約束通りちゃんと沢山あげるから」

そう思ってもプライドの欠片も持ってない私は恥ずかしいのも躊躇せず、大声で帯刀さんに言葉で請求する。
すると帯刀さんは満足したのかようやく続きを初め、その後すぐ私の中へとスムーズに入って来てかきみだす。

そして夜が深まるのと比例するかのように、私達の愛も更に深まっていくのだった。



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