夢幻なる絆
□３．居場所
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「これだけ濡れてれば、いくら初めてでもすぐ入るね」
「ならもう早く・・・入れて下さい・・・。私もう・・・限界・・・」
「もうしょうがないね。なら行くよ」
過激になった帯刀さんにいろんなことをされ続け、最後まで行きつく前にぐったりして汗だくになってしまった私。
それでも最後まで求める私は、やっぱり何かが物足りないと感じたから。
帯刀さんをもっと間近で感じて今以上に幸せを感じで、元の世界に戻って行きたい。
それに帯刀さんもそう言っている割りにはすでにその気で、私の腰を抱き抱えそして、
「・・・ツツ！！」
「夕凪、まだ締め付けない」
「・・・はぅ・・・あぁぁぁ〜」
今まで指しか入れたことがない場所に生暖かい太い物が勢いよく入ってきて、想像以上の激痛が走り声を上げる。
腰が砕けそうになり、自分の体なのに制御できない。
本能的に拒絶反応が出て望んでもいないのにそれを押しだそうとしてしまうけれど、それの方が力が強く強引に奥に進み続けた。
「やぁぁ〜」
「やじゃないでしょう？夕凪は私が嫌いなの？」
「違・・う。愛し・・てる」
「でしょ？私も夕凪のことを愛してる。夕凪が想っている以上に・・・」
変な悲鳴が気に触ったらしくやることを一端辞めわざと分かりきったことをゆっくりと問い、私の答えに今度は満足言った見たく甘くそう囁き口を塞ぎ舌が絡み合う。
するとあんなに痛かった物が徐々に痛みから気持ち良い物に変わり始め、１８禁で言うのなら子宮がうずく。
私が感じていた物足りなさが、徐々に満たされる。
「ねぇ、夕凪この続きも欲しい？」
「え？この後って・・・」
帯刀さんと一つになりしばらくして、帯刀さんは耳元でそう囁き私を試す。
私が知っているその先は、帯刀さんの体内で作り出された物。
最終的扇。
もちろんそれを私は欲していて今すぐにでも頷きたかったけれど、私はその思いに一瞬キューブレーキを掛けらしくないぐらいに考える。
いつもの私だっだら先のことなんて考えずに、その場の感情だけで頷いていると思う。
だけどその行為ってつまり、妊娠してしまう可能性だってあるんだよね？
妊娠・・・。
帯刀さんの子供は可愛いだろうな？
・・・でも・・・
「・・・夕凪？」
「帯刀さんは・・・私との子供が欲しいですか？」
「夕凪にしてはまともな意見だね。子供なんて欲しくもないから、今日はここまでにしよう」
「そうですね」
私の問いに帯刀さんは興味なさそうに答え、私をギュッと強く抱きしめ髪を優しくなぜてくれた。
頭が良い帯刀さんのことだから、きっと気づいたのだろう。
未来と過去を行き合う私が、妊娠することをためらっていることを・・・。
だから欲しくないって、わざと言ってくれたんだよね？
そして翌朝目が覚めると、そこは帰りたくなかった我が家だった。