夢幻なる絆

□3.居場所
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「ようやく二人だけになれたね。夕凪」
「そそうですね。ふ二人きっりですね」

私の簡単な一時帰宅の少しだけのお別れ会が終わり、帯刀さんと二人で自分の部屋に戻ってきた直後私は初夜の直後のようにやたらと緊張してしまいうまく会話が出来ない。

今夜こそ帯刀さんの要求に答えなければ。
一体私は帯刀さんにどのぐらいお預けさせてるんだろう?

「また緊張してるの?大丈夫優しくするよ」
「知ってます。それに帯刀さんなら多少強引にされても、傷付いたりしないと思います」
「夕凪はたまに無自覚で男を誘惑する。それとも本心?」
「うっ・・・ちょっと無自覚かも?でも私は帯刀さんを愛してるから、半分以上本心?」

頭の中が真っ白になり掛けていたため私の発言が際どく、言った本人が戸惑いでも本心だと確信する。

私は帯刀さんを信じている。
それにどうせやるなら、ちょっと刺激的にやって欲しいかも?

「そう。ならいいんだね」
「え、帯刀さんも脱ぐんですか?」

と帯刀さんは笑顔で言って、まずは自分の着物を脱ぎ始め私を驚かす。
いつも脱がされているのは私だけだから、当然今も私だけだと思い込んでいた。

「当たり前でしょ?・・・ってどこ見てるの?」
「帯刀さんってふんどしなんですね。へぇこうやってるんだ。触ってみてもいいですか?」
「っ!!」

普通の人なら初めてみる愛する人の素肌に恥ずかしがるはずなのに、私ときたら変なスイッチが入ったらしくふんどしの仕組みが気になり興味津々と目を輝かす。
帯刀さんの顔に火がつき言葉をなくすが、私は構わず大胆にも触ってしまった。
想像以上に固く結ば

「夕凪。君は今何をしてるか分かってる?私だって男なんだよ」

突然帯刀さんが急変し、私の両手を片手で強く握りもう片方の手で帯を解き素肌を晒された。
そして胸を昨日より強く揉まれ、私の息は荒くなっていく。

「帯刀さん・・・?」
「悪いけど、夕凪のせいでもう優しくできないよ。あんなことされたら、理性をなくすことぐらい分かるでしょ?」
「・・・あっ、いっ!?」

何も知らない私に帯刀さんは余裕なくそう教え、何もされてない胸の乳首を噛んだり嘗めたりもする。
昨夜のことを同時にやられてしまいどうにか私の体がなりそうで、体が熱くなったと思えば生暖かいものが外に放出された。
それはこう言う時に出るらしい蜜と呼ばれるもの。

私今、帯刀さんに感じてるんだ。

「夕凪は感じやすいんだね?じゃぁ次は両足を大きく開いて」
「・・・はい・・・」

本能的に早くその先をやって欲しくて、言われた通り恥じることなく限界なく足を開く。

「・・・くちゅくちゅ・・・・・これが夕凪の味だね」
「・・・あっ・・・ん?」

手が触れた感触の後に、舐められ吸われる感触。
思った通り帯刀さんに何をされても気持ち良い。
下半身が麻痺しているのか、止めどもなく密と呼ばれる物が出て行く。

私の知らなかったことが次々に分かり、その先ももっと早く知りたい。



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