小説(短編)
□永遠の口付け
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−病室
眩しい日差しが私に焼きつける。
“ココハ、ドコ??”
母「・・・!!姫!!やっと、目がさめたんだわ!」
「・・・・姫。」
【お母さん・・・お父さん・・・それに精市・・・皆まで・・・・】
真「よかった。」
柳「あぁ。」
母「もう、お母さん心配したんだから。1週間も目覚まさないから。」
お母さんの目・・・腫れてる。
父「よかったなぁ。」
お父さんも・・・・。
父「精市君・・・君、ありがとう。娘を助けてくれて。」
「いいえ。屋上にいた時、彼女顔が赤かったんです。後ろに支える人がいなかったら・・・。」
【・・・・。】
母「本当に・・・ありがとう・・・・。」
父「・・・2人の仲・・・認める・・・から。
姫を支えるのは君しかいない。」
「ありがとうございます。」
【・・・・・。】
私は目の前に綺麗なお花を差し出してくれた柳生君に話しをした。
【・・・・柳生君。】
比「?なんでしょうか。」
【真田君と柳君と精市には内緒でお願いなんだけど、私をテニス部のマネージャーにして欲しいの。】
比「・・・それは、部長達に言わなければ・・・。」
【・・・・驚かせたいんだ。】
比「はぁ〜。姫さんあなたっていう人は。」
【・・・・ごめんなさい。】
比「いいですよ。」
そういう会話をして面会時間が過ぎていく。
私は、2日で退院できた。
また、立海での生活ができる。
とても嬉しい。
それに、今日からテニス部のマネージャーになれるし。
みんなを驚かせるんだから。
私は、テニス部の部室に行った。
−部室。
赤「ねぇねぇ、丸井先輩!!聞いたッスか!!??」
ブ「なにがだよぃ。」
赤「ウチの部活に新しいマネが来るっていう話ッスよ。」
ブ「そうなのか!!??」
赤「(丸井先輩・・・言葉が・・・まぁ、いいか)そうなんッス!!めちゃくちゃ楽しみッス^^」
ブ「あぁ。楽しそうだなぁ。」
ジ「はぁ〜。」
比「(大丈夫でしょうか・・・姫さん。)」
−部活。
「今日は、新しいマネージャーを紹介する。」
【精市〜〜〜〜!!!!!】
「えぇ!!??姫!!」
柳・比「ハハハ。」
【やっと、精市に会えるなんて嬉しい!!マネージャーの仕事頑張るねv^^v】
赤「マネージャーって、姫先輩なんッスか!!♪」
ブ「こりゃ、大変だなぁ。」
真「ようこそ、我がテニス部に。そして、本当におかえり。姫」
【真田君。マネージャーの仕事させてくれてありがとう。】
真「い・・・いやぁ・・・・///」
「真田、何照れてんだ??コラァッ」
真「ちっ・・・違うぞ!」
【精市、めっ!だよ??真田君が可愛そうじゃないか!!皆を優しくして時には厳しくしないと私、精市の事嫌いになる><】
「それだけは勘弁・・・・。」
【分かればよろしい!!さて、マネの仕事でもしようかな〜?】
「姫あまり無理しないでね。」
【分かってるって^^行ってきます!!】
比「幸村君・・・。」
「なんだい?柳生。」
比「すみません。黙っていて。」
「気にしてないよ。どうせ、姫1が柳生に頼んだんでしょ?本当にビックリしたよ。」
比「・・・怒っていなのですか?」
「あぁ〜。」
比「ありがとうございます。」
「さぁ、部活しよっと。」