おはよう
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カーテンの隙間から差し込む光に促されて目を覚ました
隣ですやすやと眠る私の愛する人

寝顔だけは純粋なんだなぁ

なんて思いながら彼の髪を撫でようとすると一瞬で彼の腕の中に収まってしまった

「た!民生さんっ!?起きてたんですか!?」
「あ?今起きた」

と少しかすれた声で瞼を閉じながらぼんやりと返ってきた言葉

「民生さん これじゃ身動きできないです…///」

「もうちょい……」


そう言って民生さんはまた眠りに入ってしまった…

彼の腕の中にすっぽりと包まれた私は、改めて彼の顔をまじまじと見つめる



意外と睫毛長いんだよなぁ


なんて思いながら、頬をつついてみる
それでも聞こえてくるのは静かな寝息だけ

ぐっすり寝てる(笑)


コレをいいことに私は軽く民生さんの鼻をつまんでみた(笑)


「……フ…………ふがっ………………んぉ!!!」


「………」

彼は静かに目を覚まし、怪訝そうな顔で私を睨んだ


「…お前……何してやがった…」

「………民生さんの鼻って高いなぁと思って」
と苦し紛れな言い訳

「お前はあほか。」

「………ゴメンナサイ。だって民生さんの寝顔が可愛かったから…ちょっかいかけたくなっちゃいました」

「馬鹿野郎。」



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