膠原病と難病の私。

□本屋バイト。
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自殺未遂をして、助かり、心を入れ換えようとバイトを始めた。憧れだった本屋さんのバイト。夢で見ていた華やかなバイト…現実は全然違った。
レジは混むとお客様から急かされ焦り、雑誌の返品作業に慣れない私は、上司から度々怒られた。なかなか返品数が伸びず、上司からは
「他の子は100冊以上やるのに、貴方はそれ以下。もっとして」
と言われたが、レジしながら返品作業は私はなかなかコツが掴めず、焦るばかり。ストレスは膨らんでいった。毎日が地獄に思えた。

ストレスから、リストカットとアームカットを繰り返した。親からは止めろと言われたが止めれなかった。遂には剃刀没収。それでも隠し持っていた剃刀で切った。見えないとこを。

自傷が出来なくなると、次には不眠症と統合失調症が酷くなった。毎日寝れず、幻聴、幻覚、絶えず襲ってきた。お父さんがドライブして何とか寝かせようとしてくれたが、寝れない日々が続き、バイトでは苦しくて息が出来ない。吐いた日もあった。ストレスはやがて人格を壊した。

私は壁に頭をぶつけ叫び泣いた日もあった。お母さんの前で何度もオーバードーズをしてごめんと言っては病院につれてって貰った。辛くて辛くて、いっそ死にたいと何度目かの自殺願望に、私は身を任せてしまいたいと思った。楽になりたい、死にたい、常にそれ優先。私は親より先に死ぬんだと信じている。だから当時の彼女にもこれが理由でフラれた事もある。

バイトは本が好きだから何とか続いた。3年、頑張った。地獄の日々は私から夢を奪った。辞めたい、何度も思った。でも辞めるきっかけがなかった。

バイトで楽しい事もあったから、バイトを義務みたいに思い込んで、私はストレスだけを溜め込んだ。そして二十代になり、不眠症が治らないまま私は、バイトから離れる事が起きた。

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