短編

□恋なんかしてません
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私は君に恋なんかしてません


したらなんか変でしょ?


笑うでしょ?

言えない、好きって


「月姫さん?月姫さん、ドア開いてますよ」



私の家に勝手に入ってきた新八。
私の兄のお許しが出れば自由に入れる
だけど私のお許しが出ていないのに
新八は勝手に入ってくる しかも私の部屋まで。


私は新八を見ると何故か胸がドキドキします。
これって恋なのでしょーか。




私って馬鹿でしょーか。 アホ眼鏡に恋してしまったから・・・

馬鹿なんでしょうか。




「月姫さん?大丈夫ですか?」


『全然大丈夫じゃない。』


私は布団で寝ていた



風邪を引いているんじゃない


歩くのも辛い 歩いているとこいつ(新八)を思い出すからだ

「お兄さんに頼んでお水でも持って来ましょうか!?」


『冗談じゃねーよ!お前のこと好きになってしまったせいで寝てるんだよ』

「はい?」

新八は驚いている そりゃそうだ この私が新八のこと
好きって言ったからだ


「とりあえずお兄さんに頼んできますから。」

『・・・』


新八は照れて 行ってしまった


彼の返事をずっと待ち続けたいな


私は君が好きだから


END

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