短編
□君が好きなのに
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君が好きなのに君は私のこと気づいてくれない
本当に私は君が好きだ 冗談ではない
雨上がりの空 濡れてしまった髪
太陽が眩しい 冷たい雨が止んだ後、
トモダチの錫也は にっこり笑い
雨が止んだから嬉しそうにしている
「良かった。雨が止んで。君も濡れちゃったね・・・」
『だから何?』
「え?」
『いい加減に気づいてよっ』
「どうしたの?急に」
『バカ』
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