神を狩る男…

□クールと馬鹿!
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リンドウさんが居なくなって、早くも時が過ぎた……

まぁ、アラガミの数も減って……はいないね

逆にだんだん増えているようだ

だが、この俺が居る限り勝手な事はさせんがな!!



アリサ
「何勝手に私のプリンを食べているんですか!!!」


ショウ
「いや、このプリンちゃんがどうしても俺に食べて欲しいって……」


アリサ
「なわけないでしょ!? 戻せ!! 口から戻せ!! 私のプリンを!」


ショウ
「ぐ、ぐえ!?」



た、食べたものは戻せないのが自然の原理だ!!

アリサは俺の胸倉を掴みながら、全体を揺らす

し、死ぬ…………



???
「おい、声がうるさいぞ。食事中は静かに出来んのか」


アリサ
「あ……す、すみません」



一人の女がそれを止めてくれた

この声は……あの野郎か。たく、久しぶりに聞いた



???
「……お前も謝れ」


ショウ
「へぇへぇ、誠にさぁせんでした。まな板さん」


コウタ
「ぶぶっ!? けほ! けほ!」



コウタ、吐くなよな? 



???
「ま、ままままな板だと!? ひ、久しぶりに話してそれか!」


ショウ
「うるせぇよ!! まな板ジーナさん」


ジーナ
「こ、この〜〜〜!!! 無能!!」



こいつの名前はジーナ

腕よりの狙撃者で、このアナグラの防衛班

射撃では右に出る物はサクヤさんくらいしか居ない、上級者

俺『ほど』じゃないがな!!

ただ……こいつには問題がある

性格という性だ。まさに狂乱。アラガミを的と思っている

曲者だよ。俺『より』ね

つか、つかつかつかつかつかつかつかつかつか!!!!!



ショウ
「誰が無能じゃあ、ボケェ!!」


ジーナ
「変態! 無能! 変な奴! 馬鹿!」



ぐさ! ぐさ!! ぐさ!!! ぐさ!!!!

な、なんという三段攻撃を……鬼か!

HPはもう0に近く、完全にKO寸前



アリサside



な、なんなんですか……この口喧嘩

見ているだけでムッとしますが、それはそれで

なんだか、痴話? 喧嘩みたいですね……

そういえば、ジーナさんとはどんな関係なんでしょうか?

新人になって、それほど経ってないのに、先輩のジーナさんと知り合いとは……

私は隣にいるサクヤさんに尋ねた



アリサ
「あの……サクヤさん」


サクヤ
「ん? どうしたの」


アリサ
「何でショウはジーナさんと知り合いなんですか? 話している所なんて、見たことないですし……」


サクヤ
「あらぁ、アリサ。妬いてるの?」



その言葉で顔が真っ赤になった

や、妬いている///!? ショウに///!?



アリサ
「ち、違いますよ///!! 私はただ、個人的な意味であってですね」

サクヤ
「ふ〜ん? まぁいいか。そうねぇ、あの二人は……」



そしてサクヤさんは語りだした
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