真剣で真剣な

□阿修羅の策
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蓮斗
「よーし、今日は『ドキ! 落としてお触り大作戦!』だ」


クリス
「長いな!? それに単純!?」



今は学園の廊下で、俺とクリスと大和と一緒である


俺は大和に、桃をあげた



蓮斗
「いいか? 百代は異常なほど、桃が好きだ。だから、桃をわざと落として、百代が拾おうとした瞬間、手と手とのお触り!」


大和
「まず、なんで俺が桃を持っているかの疑問だろ」



この学園は、不思議学園だからそんなの関係ないだろ…


…百代が、だんだん近づいてきたな



蓮斗
「もうすぐだ…よし、クリス! 俺達は隠れるぞ!」


クリス
「ちょ!?」



手を引っ張り、見届けようと隠れる


そして百代がもう見え、大和も動き出した。作戦通り、まずは大和が桃を落とした


さぁ、これで作戦は成功も当然だ……


だけど……大和を無視して、だんだん近づいて来るんだけど


そしてついに



百代
「蓮斗/// こ、此間のは楽しかったぞ///」


蓮斗
「……………あ、あぁ」



なんか俺達の目の前に、居るし


失敗か? 気づかなかったのか? くそ〜〜



百代
「だ、だからまたこここここ///「一時撤退!」」


クリス
「一人にするな!」



脱兎の如く、俺はとりあえず逃げた










蓮斗
「可笑しい……何かが可笑しい」



ただいま屋上で、小島よ○おの落ち込みポーズ


なぜだ! 完璧な作戦だ! なのに失敗……



クリスside



クリス
「なぁ、大和。モモ先輩は………」


大和
「気づいた? そう…………昔から、蓮斗の事が好きなんだ」



そうか…結構モテルんだな。これじゃ、マルさん…


…あとで、マルさんに報告でもしよう



蓮斗side



蓮斗
「………はぁ〜、考えてもしょうがねぇ。今回はここまでだ」



残念だが、もう考える気力もねぇよたく…


百代め…大和の事が好きなのに、なんで俺に構うんだ?


はぁ〜


屋上で、誰にも聞こえないようにため息を吐いた
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