真剣で真剣な

□阿修羅長い夜
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一子
「へぇ〜、蓮斗は今日は引越しするのよね?」


蓮斗
「羨ましいか? いいぞ、そんなに羨ましいなr「別に〜はむ」……僕あの子嫌い〜」


鉄心
「これこれ、食卓でイジケルんじゃないぞい」


百代
「…………」



本当、この家族はいいよな……明るくて、話が気持ちよく通るし…

ん? よく考えてみれば、もしやこれで川神院との食事は…最後か?



蓮斗
「なぁ〜。だいたいこれで、川神院の食事は最後かもな「!?」」



あれ? 今、背中にゾクリと何かが……いままで放心状態の川神が、急に覚醒したし



百代
「れ、れ.れ.蓮斗///!!」


蓮斗
「は、はい! またなんでしょうk「アーーン///!!」口がぁ!?」



呼ばれたから答えたのに、川神の箸が俺の口に… 

神様、俺は悪いことでもしたでしょうか? できれば顔面を殴らせてください

一緒に不幸を味わいましょう



一子
「(お姉さま、蓮斗が『最後』っていう単語聞いたから、頑張ってらっしゃるわ)はむはむ」










口を応急手当し、俺の部屋に戻ったが…



蓮斗
「おかしい……何かが足りない」



そう、俺の持ち物が無くなっているような…いや、まさかね〜

思い違いであってほしい



犯人side



百代
「咄嗟に盗ってしまった……」
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