短編

□これは、夢?
1ページ/1ページ





ピピーーーーー!!!!





広いフィールドに逆転ゴールが決まったことを意味する笛の音が高らかに響き渡る。



雷門 4-3 プロトコルΩ2.0



何度目かの試合で、やっと今まで足元にも及ばなかった雷門は同じ土俵に立った。

未来を取り戻すため、円堂監督を取り戻すため、ここまでやってきた。


「あ〜あ、逆転されちゃいましたか」


今度こそ勝てるかもしれない。

少しの希望がでてきた時だ。
悪魔の声が聞こえたのは。

「なかなか手こずらせてくれちゃいますね」

クスクスとベータは笑う。
逆転されたというのに、余裕の表情だった。


「でも残念。皆さんは私を怒らせちゃいましたから」






もう手加減はしませんよ?





ギラリとベータの目が光る。

くる!、と身構えた瞬間だった。








「まて、ベータ」







少し低めの制止の声がかかる。
大人びた、強い口調ながらも優しさを感じる声。


えっ?と天馬は目を見開いた。

だって、その声の人物は、会いたいと願った


「よぉ!久しぶり」


円堂監督だったから。












あとがき
力尽きたorz
ホントはもう1ぺージ続く予定だった←

あれですね、円堂さんの声でベータちゃんは攻撃をやめたってことで。
つまり円堂さんは……という話しを書いてたつもりの作品

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ