短編
□これは、夢?
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ピピーーーーー!!!!
広いフィールドに逆転ゴールが決まったことを意味する笛の音が高らかに響き渡る。
雷門 4-3 プロトコルΩ2.0
何度目かの試合で、やっと今まで足元にも及ばなかった雷門は同じ土俵に立った。
未来を取り戻すため、円堂監督を取り戻すため、ここまでやってきた。
「あ〜あ、逆転されちゃいましたか」
今度こそ勝てるかもしれない。
少しの希望がでてきた時だ。
悪魔の声が聞こえたのは。
「なかなか手こずらせてくれちゃいますね」
クスクスとベータは笑う。
逆転されたというのに、余裕の表情だった。
「でも残念。皆さんは私を怒らせちゃいましたから」
もう手加減はしませんよ?
ギラリとベータの目が光る。
くる!、と身構えた瞬間だった。
「まて、ベータ」
少し低めの制止の声がかかる。
大人びた、強い口調ながらも優しさを感じる声。
えっ?と天馬は目を見開いた。
だって、その声の人物は、会いたいと願った
「よぉ!久しぶり」
円堂監督だったから。
あとがき
力尽きたorz
ホントはもう1ぺージ続く予定だった←
あれですね、円堂さんの声でベータちゃんは攻撃をやめたってことで。
つまり円堂さんは……という話しを書いてたつもりの作品