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□おうちデート。
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リーダーの隣に行って一緒の布団に入る。




やっぱり2人も入ると暖かいなあ。






リーダーを見る。

まだ顔が赤かった。照れてんのかな?



とてつもない距離の近さに俺もすこし照れちゃう。






N「リーダー?」


O「ん?」



この距離で目が合う。
リーダーは恥ずかしいのかすぐ目をそらす。

可愛いなあ‥なんて。




N「あったかいですね」


O「うん」






笑って言えば、リーダーは俺に背を向けちゃいました。


恥ずかしいんだろうな‥。
だけど背なんか向けられたら寂しいでしょー?



まるっこい背中。


それをギュッと抱き締めた。





O「なに?」


N「抱きしめてって言ったから」


O「言ってない」


N「背中に書いてたんですよ」






あのウルウルした目で俺を見るリーダー。



口開いてますよ。








N「リーダー眠い?」


O「うん」


N「俺眠くない」







きょとんとした目でリーダーが見てくる。


なにが言いたいの?と言いたげなその顔。

可愛くて可愛くて、キスしてやろうかと顔を近付けた











‥‥ら、





ゴツッ



リーダーが頭突きしてきた。






N「‥‥‥っ」


O「‥‥‥‥」







な、何すんの‥‥この人。



額が痛い。じんじんする。

リーダーが険しい眼差しを向けてきます。





いや!別に変なことしようとしてないから!!

‥‥キス!キスだから!



無言で抗議を訴えたらリーダーの顔が険しくなって、静かに放った一言。








O「眠たいんだって」








なんという鋭い一撃。

自分がどれだけ寝たいか伝わりました。





N「‥‥‥わかったよ」





しぶしぶリーダーから離れて抱きしめていたのも離した。




そんな怒んなくたって‥キスくらいいーじゃん。





完璧拗ねてしまった自分。
こーなれば俺めんどくさいんだよなあ。






リーダーはちらちらこちらを見てくる。


俺はリーダーに背を向けて、距離もできるだけ離れて寝た。






‥‥もーリーダーなんて‥




知らないから!!!






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