飲み会虎の巻

□気にならせる
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自分の話というのはしていて楽しいものだし、聞いてくれればうれしいものである。

また、人はどんな人間なのかな?と相手の話を聞きたがることもある。

さて、今回は自分の情報をそんなに簡単に相手に教えていいのか否かということについて書く。

人によりけりであるが、よく目立つ、人付き合いがいい人が恋愛関係も充実した生活を送っているような印象を持つことはあるだろう。

ただし、それによらず目立たず、人付き合いもよさそうではないような人が恋愛関係が充実している話を聞いてびっくりした経験もあるのではないだろうか?

そもそも恋愛においても相手と自分の相性というものもあるものだから、それは当然といったら当然なのだろうが、目立たずに女性から興味をもたれるとはいったいなんぞ?という話である。

実際そんなことが可能なのであろうか?

答えはYESである。

Sな人間とMな人間というたとえ方をするのが今の若者の中でのブームみたいな状態になっているが、基本的にSな男が恋愛には結構強い傾向がある。

この大きな違いというのは性格うんぬんより自分の情報をどれだけ公開しているかということに他ならない。

自分の内面の話や、深い話をしたいと思う方は数多くいるが、Sの人間の場合、そんなことを言う必要はないと感じたり、実際に話さなかったりするものである。

それがどうつながるかというと。
基本的に必要最小限のことだけをやっている人間がいるとする。
葬式場のような場を明るく持っていくトーク。
ちょっとした出来事でのダメ押しの笑い取り。

こういうことをしていれば面白い人なのかな?と誰でも思うことであるが、ここで自分の話をバンバンする人間と、人の話に乗っかって結局自分の話をまったくしない人間では印象はどう変わるだろうか。

自分の話をする人間は受け入れられる場合もあるが、下心に気づかれたり、悲劇のヒロインになりたいの?と思われたり様々である。

一方自分の話をせず、内面を公表しないやり方は、相手にとってすごく気になるものなのである。
一度気になってしょうがない状態になればこちらのもの、多少厳しい内面の話をしても、「自分から滅多に話さないからこの話を聞いた私は信頼されてる」と感じるのだ。

ただ、自分の話をまったくしないということは実際には難しい。
男、女とわずやはりあなたはそんな一面ない?とかどういう意見とか聞いてくるものだからである。

そういったときにがっつりガードを固めて話さないのは逆効果。
その場合は自分を誇示することを抑え、無難な行動に出る、例えばあるあると言って他の人へパスをすぐにまわせばいいのだ。

そうして飲みが終わった後では相手にとっては印象がGOODで終わっている可能性があるし、もっと知りたかったと感じる部分もあるはずだ。
そこでまた飲みにいかない?と誘えば大概OKな訳である。

面白くねえと感じるかもしれないが、用は釣りをするような気持ちで望めばよいのだ、よりでかい獲物を狙って、息を潜めて心の中でニヤニヤしてれば結構面白いものだ。

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