飲み会虎の巻
□話の核をつかめ
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さて、ここまでダメ出しを行ってきたわけだが、それだけではどうしてもおとなしい目立たないポジションになってしまうのは明白である。
下心の飲み会において薄い男とは死んだも同然と言っても良い。
そこで、目立たなくても存在感をしっかりさせるために話のたずなというか核をしっかり握っておく必要がある。
簡単にいうと全体で話している時に流れを支配するポジションへつく必要があるのだ。
超難しいのでは?と思う方もいるのではないかと思われるが、まずは例を挙げるので読んで見てほしい。
まず、前提として自分が話の基点になる必要はあまりない。
というのも飲んでいる状態は誰もがしゃべりたい状態であるためほうっておいてもべらべらしゃべることがほとんどであるからである。
仮にA君のダメ出しをみんなが始めた場合である。
そのままではA君はダメダメだ見たいな感じで終わってしまうかもしれないような話であるが、そこでちょっとフォローを入れてやるのである。
誰かがA君のダメ出し、例えば空回りしすぎだよねと言ったとする。
その話に乗っかり私もそう思うと伝える。が、その後空回りするってことは気持ちが入りすぎて動いてるってことだよね、真面目だからこそなんだろうけどもう少し深呼吸してみて行動してみたらどうだろう。と。
誰もが共感できそうな真面目という言葉を少しいれて、具体的にどうしたらいいんじゃない?と案をだす。
これは話の核であるA君の話に対してよく取り組んでるという感じである。
また、ダメ出しだけでなく少しフォローを入れることで回りの印象は話をちゃんと聞く奴だと思われたり、A君本人からしたら良い奴と思われる可能性大である。
A君から私の話をお礼にしてくれるきっかけにもなるし、存在感がちゃんと出来上がるきっかけにもなるのだ。
ポイントは、話を聞き、良いところを見つけ、誰にでもなるほどと思うようなことを言うこと。
これだけでその場でのポイントアップは確実なはずである。