飲み会虎の巻
□典型的ダメ男2
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前回の記事では自慢気に話す男に触れたが、失敗してる男たちは世の中にはまだまだ存在するわけで。
今回は幹事タイプの男について触れたいと思う。
飲み会において幹事というのは絶対に必要不可欠なものである。
多人数で行う飲み会の場合は特に意見をまとめるとか飲む場所決め、予算とか大忙しであり、いわゆるチームリーダー的な存在である。が
端的に言えば貧乏くじと言ってもいい。
というのもいざ飲みが始まれば自分は料理注文などで皆の意見をまとめて自分で注文しなければならなかったり、2次会とかどうすんのとかもまとめなければいけなかったり、話してる最中に話しかけられたり。
いうなればすんごい面倒くさいポジションなのである。
こんなポジションにいれば女の子と2人で話すという機会はおろか、皆にいいように扱われるだけ扱われて結局収穫なしといったパターンがほとんどである。
しかし、幹事自体やってはいけないとは言わない。
なぜなら飲みが始まっていい具合に酔ってきたら幹事をとりあえず変えればいいのである。
言うは安しであるが、実際どうすればそんな状況になるのか?
人はそれぞれ自分自身の中にふつふつと湧き上がる何かを持っているものである。
というか普段出せずにいるものを持っているといったほうが正しいか。
それは酒を飲むと急に饒舌になるやつとか、冗談とか普段いわないのに言ってみるやつとか、自分の不幸を嘆き泣き出す奴とか。
そんな中でも仕切りたい奴も必ずいるはずなのである。
なぜだか男はリーダーという言葉は実はかっこいいとかふと思う傾向があったりする。
これは家族でいう大黒柱とかデートでいう引っ張っていくタイプとか、いざとなったら守ってやるとかそんなのにあこがれを抱くというのは男には誰だってあるっちゃあると思う。
そんな男を持ち上げてしまえば話は簡単である。前回の記事の自慢話をする男とかではその自慢話をちょっと聞いてやって「じゃあ意外と仕切れるタイプじゃん」とか「頼りがいがあるじゃん」とか適当に言ってしまう。
そして「オレ幹事ちょっと向いてないかもしれんなあ」「仕切れんしお前のほうが向いてるとおもうんだけどな」とかで食いついてきたら万々歳。
あとはいい気分で仕切っている彼に面倒くさい役をまかせ火の粉がとんでこないようにさりげなく席移動するなり
隅で女の子とはなしてみたりで万事OKである。