鍛錬編
□相手を持ち上げる
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相手を持ち上げる、すなわちお世辞、賞賛等で相手を天狗っ鼻にすることだが、これは日常生活において様々な事柄において役に立つものである。
人は基本的に一人で生きていくものではあるが、周りに存在する人というのはある意味で環境といってもいいだろう。
よく、使えるものは何でも使えというが、日常生活においても回りに存在する色々なことを利用して何かをすることは多い。
いうなれば、周りの人間を味方につければ、自分の周りの環境は有意義なものになるというわけだ。
これは、地の利を得るとかと同じようなものなのかもしれない。
さて、相手をどう持ち上げるかということだが、基本的に人は話すとき自分がほしい回答というのはある程度自分で決めている。
つらかったことを話しているときはつらかったからもっと優しくしてよという意思表示だったりするし、なにかの物事に怒っているときはその通りと賛成してほしい。
基本的には自分の意見として話しているので肯定的な回答がほしいわけである。
よって、基本的には相手に賛同するような形であれば相手は満足するものである。
より効果的に行うには大げさに褒めたり、より具体的に褒めたりすることで相手の気分はますます満足するものとなる。
そのため、否定的な意見というのは基本的に相手にとっては反感を買うものである。
どんなに相手が反対意見ってある?と聞いてもいざ聞いたらやっぱりいらだつ部分というのはあるわけである。
持ち上げるだけならとりあえず大きく賛同すればいいだけであるが、もし否定的な意見をちゃんとわかってほしいと感じるのであれば次の記事を交えれば良い好感を得るきっかけになるかもしれない。