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□元恋人元仲間
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「こ〜んな楽しい魔法がもうすぐこの世界から無くなっちゃうんだよ？」
ヒューズはバイキングの船の上からナツ達を見下ろしていった
「それってすごく残念じゃない？」
「あのラクリマは人間なのよ！？」
「そーだそーだ！！」
ルーシィとハッピーが言った
「人間だろうと何だろうと関係ないね
ねぇ？シュガーボーイ？」
ヒューズの言葉にメリーゴーランドに乗っている男は頷いた
「あぁそうさ例えどんな手を使ってもね」
「てめぇら････グレイは何処だ！？」
ナツは語尾を荒げながら言った
「グレイならもう君達の元には帰らないってさ」
「何だと！？デタラメ言ってんじゃねぇよ！」
ナツの言葉にヒューズはニヤリと笑った
「ほんとだよ。何なら本人に聞いてみる？ねぇグレイ」
「！！グレイ！！！」
ヒューズの横にはいつの間にかグレイが立っていた
「ヒューズあの人達が侵入者？」
「あぁそうだよ」
グレイの言葉にナツ達は驚いた
「何言ってるのよグレイ！あたし達は仲間でしょ？！」
ルーシィは必死に訴えた
「仲間？俺の仲間はお前らじゃない俺の仲間はヒューズ達だけだ」
ナツ達は愕然とした
「てめぇグレイに何をした！？」
「別に何も？あっそうそう一つ言っとくことがあった」
ヒューズはそう言うと
いきなりグレイにキスをした
「「！！？」」
「いきなり何すんだよヒューズ」
グレイは抵抗も見せずに言った
「ん〜、何となくだよ」
ヒューズはそう言うとナツ達を見下したように見た
「こういう事だから、グレイは俺の物だよ」
「てんめぇ！！殺す！！！！」
ナツは拳に火を灯した
「ヒューズあいつ俺がやる」
グレイの言葉にヒューズは満足げな顔をした
「うん、気をつけてね」
グレイは頷くとナツの前に飛び降りた
「グレイ････」
「侵入者はここで殺す」
グレイの目は本気だった
「ちくしょう･･･俺がお前の目覚まさせてやるよ！！」
ナツはそういうとグレイに攻撃をしかけた
グレイ、お前は俺の恋人だ
あいつなんかにぜってぇ渡さねぇ
俺がお前の目覚まさせてやる
だから帰って来い
ＥＮＤ
ＮＥＸＴあとがき