Long

□5,戦闘
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その頃エリゴールは
ギルドマスターの定例会が行われている
クローバー町に向かっていた

「ここからだと近いな・・・。魔風壁で使った魔力も十分回復したし、急ぐか」

エリゴールはそう言うと風を使って浮いた

「しかし、コイツが破滅の招く力か・・・」

エリゴールは腕に抱きかかえている
グレイの顔を見て言った

「コイツの力さえあれば世界は俺の物だ!」

エリゴールはそう言うとニヤリと笑った

「ん・・・・」

「お、お姫様のお目覚めか」

グレイはうっすらと目を開いた

「ここは・・・・」

「よう」

グレイはエリゴールの声を聴いた瞬間目を見開いた

「!!お前誰だ!?」

「おっと言ってなかったな
俺はアイゼンバルドのリーダーエリゴールだ」

「お前が、死神エリゴール・・・・」

「あぁそうさ」

「俺をどうするつもりだ?」

グレイの言葉にエリゴールはニタリと笑った

「ギルドマスターが定例会をやってる所に行って
ララバイを吹くのさ」

「何だって!?んな事させるかよ!」

グレイは何とかエリゴールから離れようと
腕の中で暴れた

「ちっ、もう少し眠ってろ」

エリゴールはそう言うと
グレイの溝尾に拳を一発いれた

「ガハッ!・・・・ナ・・・ツ・・・

グレイは気を失った

「さて、気絶したことだし急ぐか」

エリゴールはそう言うと再度グレイを抱えなおし
クローバー町に向かって飛んだ
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