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□10000HIT記念小説
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「こんなもんか」
グレイはバックの中身を確認して言った
「あっ!やべ、忘れてた!」
グレイは棚に行くと中から
小さな瓶に入った薬を取り出した
「これ忘れたらナツに怒鳴られてたな(苦笑)」
瓶のラベルには「一日三回二錠ずつ」と書かれていた
「よし、これで忘れ物はねぇな」
グレイはポケットに薬を突っ込んだ
ちょうどその時インターホンが鳴った
「お、来た」
グレイは荷物を持つと玄関へ向かった
「よ、準備できたか?」
「あぁ、あれ?ハッピーは?」
「何かルーシィに魚買ってもらうんだ!
って言って先に行ったぜ」
「そうか、じゃあ行こうぜ」
二人はグレイの家を後にした
「グレイ本当に体大丈夫なのか?」
ナツの心配そうな顔にグレイは苦笑した
「大丈夫だよ、そんな心配すんなって」
「辛くなったりしたらすぐに俺に言えよ!」
「わかったよ、たくお前は心配性なんだよ」
グレイの言葉にナツはムッとした顔をした
「お前が大切な恋人だからだよ!だから心配なんだ!」
ナツの言葉に一瞬グレイはキョトンとした顔をした
「お、お前んな恥ずかしい事言うなよ///」
「恥ずかしくなんかねぇよ!事実だしな(笑顔)」
ナツは輝かしいほどの笑顔で言った
「グレイはどうなんだよ?俺の事どう思ってんだ?」
グレイは突然立ち止まった
「グレイ?」
ナツは不思議に思ってグレイを見た
「・・・だろ」
「えっ?」
グレイはナツをしっかりと見た
「好き(&大切)じゃなかったら今頃一緒にいねぇよ///」
グレイの言葉にナツはキョトンとした顔をした
「////(恥ずかしい///)」
―グイッ
「わっ!」
「すっげ〜嬉しい!グレイ大好きだ!」
グレイはいつの間にかナツの腕の中にいた
「は、恥ずかしいから離せよ!」
グレイはナツから離れようと胸を押した
「恥ずかしがんなよグレイ!」
「恥ずかしいに決まってんだろ!!」
グレイはナツから離れた
「じゃあ、手つなごうぜ!!」
ナツはグレイに手を差し出した
「・・・仕方ねぇな・・・///」
グレイは差し出された手を握った
「おし!エルザ達も待ってるし行こうぜ!」
「そうだな」
二人は仲良く手を繋ぎながら
エルザ達の元へ急いだ