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□10000HIT記念小説
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「それにしてもグレイ本当に大丈夫?」

ミラは心配そうに言った

「あぁ、大丈夫だよ」

本当の事を言うと最近グレイの体調は良くなかった

「(これ以上みんなに心配かけたくない)」

「そう・・・・ならいいけどあんまり無理しないでね?」

「ありがとう、ミラちゃん」

「グレイ本当に大丈夫なのか?」

いつの間にか帰ってきたナツが言った

「心配ねぇよ」

「グレイってたまに無理するから心配よね〜」

ナツの横に立っていたルーシィも言った

「おい、ルーシィそれってどういう意味だ」

「そのままの意味よ!」

「(俺ってそこまで信用されてないのか?)」

「ナツ、グレイ、ルーシィ」

エルザが三人に近付いた

「これから仕事に行くのだが、一緒に行かないか?」

エルザの誘いに真っ先に手をあげたのはルーシィだった

「はいは〜い!私行く!今月の家賃ピンチだったんだ!!」

「俺も行くぜ、久々に暴れたかったんだ!」

ナツは拳をギュッと握って言った

「グレイはどうする?体調が悪いようなら無理しないでいいぞ」

エルザの言葉にグレイは頭を振った

「いや、俺も行く」

「そうか、だが無理はするないいな?」

エルザの言葉にグレイは頷いた

「で?一体どんな仕事なの?」

ルーシィの言葉にエルザは唸った

「うむ、実は内容は全て依頼主の所に行って聞くことになっていてな・・・・
私もよくは分からない」

「はぁ?普通そんな仕事あるかぁ?」

ナツは呆れながら言った

「確かに・・・それに少し怪しくない?」

ルーシィは怪訝そうな顔でいった

「私も最初は考えたのだが、仕事内容はBランクの仕事だからな、
危険はないと判断した」

「じゃあ大丈夫なんじゃねぇのか?何かあったら俺たちで対処すればいいじゃねぇか」

グレイもエルザの言葉に賛同して言った

「2人がそこまで言うならいいぜ!」

「私も!エルザこの仕事成功させようね!!」

ルーシィの言葉にエルザは頷いた

「あぁ、もちろんだ」

「ぁい!僕の存在も忘れないでね??」

今まであまり出番のなかったハッピーが言った

「忘れてなどいないぞ心配するなハッピー
(すまない、頭に入っていなかった・・・許せハッピー・・・)」

エルザは心の中で謝罪した

「エルザ、その仕事は一体何処なんだ?」

「エルネという町だ、ここからだと一日かかるか・・・」

「て事は、ホテルに一泊するのよね?」

エルザは頷いた

「もちろんだ、各自荷物を纏めたら駅に集合するように!」

エルザの言葉でその場は解散となった

「グレイ!一緒に駅まで行こうぜ!」

ナツの言葉にグレイは頷いた

「あぁ、いいぜ」

「じゃあグレイの家まで行くから待ってろよ!!」

「了解」

2人はそれぞれ帰路についた
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