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□10000HIT記念小説
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フェアリーテイル、今日もここは賑やかな日々を送っていた



「何だよ!バカナツ!やんのか!?」

バンッと机を叩き立ち上がったグレイが言った

「上等だ、今日こそ決着つけてやる」

同じく立ち上がりナツが言った

「また喧嘩〜??あんた達よく飽きないわねぇ」

ルーシィは二人を見上げていった

「ぁい!いつものことだよ!」

「ま、それもそうね」

二人(一人と一匹)は火花を散らす二人を見た

「大体いつもナツは・・・・ッゴホッゲホ!」

グレイは咳き込むとその場に座り込んだ

「グレイ!?」

ナツは慌ててグレイの横に行った

「ゴホッゴホッゲホッゲホ!」

「大丈夫か?」

ナツはグレイの背中をさすりながら言った

「・・・あぁ、もう大丈夫だ」

「あんまし、無理すんじゃねぇぞ?辛い時はすぐ言えよ!」

「サンキュー(また心配かけちまったな・・・)」

ナツに支えてもらいながら二人は立ち上がった

「グレイ大丈夫??」

「おぃ、平気か?」

「あんまし無理すんじゃないわよ」

「辛い時は言ってね」

ルーシィ、ハッピーをはじめギルドの皆が二人に近付いた

「平気だ、心配かけてごめんな」

グレイは申し訳なさそうに言った

「私達家族なんだからそんな水臭い事言わないで」

ミラはニコリと笑って言った

「ミラちゃん・・・ありがとう」

「ナツ!グレイに無理させんじゃねぇぞ〜!」

「そーだ!そーだ!恋人は大切にしろよ!」

「大切にしないと僕がグレイを貰っちゃうぞ〜!」

口々に周りからナツに対する野次が飛んだ

「うるせぇ〜!てか誰だ!?グレイを貰うって言った奴!!」

「「「あいつ」」」

全員がロキを指さした

「あ!てめぇら薄情な!!」

「ロ〜キ〜???(怒)」

ナツは指をボキボキ鳴らしながら言った

「あはは〜(逃)」

「あっ、てめぇ待てコラァ!!」

逃げ出したロキをナツは追いかけた

「ナツ!悪かったって!!」

ロキは走りながら必死に謝った

「うるせぇ!グレイは俺の恋人だ!誰にもわたさねぇ!!」

「うわ〜!!火竜の鉄拳をやるな〜!!」

そんなこんなで鬼ごっこがスタートした








「あいつ、恥ずかしい事さらっと言いやがって・・・///」

グレイは顔を真っ赤にさせながら言った

「いいじゃないの〜愛されてるんだなぁって実感できるでしょ」

ルーシィの言葉にグレイは頷いた

「確かに・・・(俺本当にナツに愛されてるんだな///)」

グレイは頬が緩んだ
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