Long
□2,妖精女王帰還
2ページ/6ページ
「お帰りなさいエルザ、マスターは定例会に言ってるわ」
ミラはエルザに近付いていった
「そうか」
「その角一体どうしたの??」
ミラはエルザの後ろにある大きな角を見て言った
「仕事先でなどうしてもお礼に持っていって欲しいと言われてな」
それよりとエルザはギルドメンバー全員を見回した
「お前達仕事先で噂になっていたぞ、フェアリーテイルがまた問題を起こしたとな」
エルザの言葉に全員が目を彷徨わせた
「カナ」
「いっ!」
カナは驚いたように樽から口を離した
「樽ごと酒を飲むんじゃない、女としての嗜みを持て」
エルザははぁとため息をついた
「あれがエルザさん?」
カウンターから見ていたルーシィが言った
「ぁい!エルザはフェアリーテイル最恐なんだよ!!」
ハッピーは魚を食べながら言った
「あはは(^^;)(最も怖いの〜?!?!)」
「ぁい!一番怖いよ」
「心を読むな!!」
「てへっ☆」
「てへっじゃな〜い!!!!!」
ルーシィはもう一度エルザを見た
「(でも、この中じゃ一番まともそうかも)」
「ところで、ナツとグレイはどこだ??」
エルザは辺りを見渡していった
「エ、エルザ!今日も俺たちは仲いいぞ!」
「ァイ!!」
「グレイとナツが肩組んでる!?てかナツがハッピーになっちゃった!!」
二人はぎこちなく肩を組み二人とも冷や汗がダラダラとでていた
二人の様子を見たエルザは目を瞑りうんうんと頷いた
「うむ、仲がいい事はとてもいい事だ喧嘩ばかりではいかんからな」
感心だと言っているエルザをよそに二人は・・・・
「てめ〜エルザが帰って来なかったら叩きのめしてたからな」
「それはこっちのセリフだ」
見ていないところで睨みあっていた
「これ以上の喧嘩はギルドの秩序が乱れるからな・・・・・よいな?!」
鋭い視線でエルザは言った
「お、おう!」
「ァイ!!」
「あんた達エルザには頭が上がらないのね・・・(・_・;てかグレイ」
「ん?何だよ??」
グレイはルーシィのほうを向いて言った
「ずっといわなかったけどいいかげん服着なさいよ!!」
ルーシィはビシッと指を指して言った
「ぬおっ!?またか!!」
「なんだかまともな人がいない・・・」
ルーシィははぁとため息をついた