Long

□3,ララバイ
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オニバス行き列車内


「おぇ〜・・・・」

マグノリアを出てすぐナツは席でばてていた

「さっきはあんなにはりきってたのに・・・やっぱりひどいのね」

ルーシィは同情の眼差しでナツを見た

「仕方がないな、私の隣に来い」

エルザはルーシィとナツの場所を入れ替えた

「楽にしてろ」

「ァイ」


―ドガッ


「グフッ!!」

ナツは腹にエルザの強烈なパンチをくらい気絶した

「「(・・・・・・・・・・・・・・・・)」」

それを見たグレイとルーシィは黙って冷や汗をかいていた

「これなら大分楽になるだろう」

「(やっぱり、この人何か変かも・・・)」

今まで黙っていたグレイが口を開いた

「エルザ、そろそろ教えてくれてもいいだろう?
俺たちは何をすればいいんだ?」

エルザは先ほどとは違い神妙な面持ちになった

「私たちの相手は闇ギルドアイゼンバルド
 ララバイを使って何かするらしい」

「「ララバイ!?」

エルザの言葉にグレイとナツははもった

「それって、この間の・・・・・」

ルーシィの言葉にエルザは眉をピクリと動かした

「そうか、お前達もアイゼンバルドと会ったのか?」

エルザの言葉にグレイは頷いた

「あぁ、ララバイがどうとか言っていたからな
 恐らく間違いない」

「そいつらは脱落組だな、計画を知って逃げ出したんだろう」

「その計画がララバイと関係あるのか?」

グレイの言葉にエルザは頷いた

「想像だが、そいつらを攫って逃げたというカゲは
 アイゼンバルドの者だろう、計画が漏れるないように
 手を打ったに違いない」

「計画って一体・・・・・」

ルーシィはエルザに質問した

「順番に説明しよう、この間の仕事を終えて帰る途中の事だ
 私は、オニバスの魔導士が集まる酒場へ寄った」
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