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クロロの依頼を受けて二か月。

あの街の観光が終わり、アリスはホームに来ていた。


『久しぶりだなぁ、何人くらいいるかな。』


少し嬉しそうに笑いながらアリスは建物の中に入っていった。

入るとすぐに、


「誰ね、これ以上入てくるなら殺す。」


と、恐ろしい言葉を吐かれたのにアリスはその人に抱き着こうとした。


『フェイ!!久しぶり!!あいた、ぐぁ....』


が、蹴り飛ばされた。

もちろん侵入者が誰かは気付いていたので手加減して。


「なんね、アリスか。毎回暑苦しいよ。もうちょと大人しくできないか?」

『はい、ごめんなさい。ところでクロロは?呼ばれたから来たんだけど。』

「団長なら、広間にいるよ。」

『ありがとうちょっと行ってくるね』


フェイタンに手を振って走り出した。


「久しぶりに会たね、でも何故団長呼んだか?」


と、フェイタンが呟いていたのは誰の耳にも届くことはなかった。

そして、フェイタンもそれ以上気にせず自分の部屋へと(拷問器具のある)戻っていった。



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