桜蘭高校ホスト部?!

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珍し…いのかはよくわからないが馨のいきなりの質問に多少は驚いた。


「鏡夜先輩、名前姫について隠してることって何かない?」


「さあな、なぜそんなことを聞くんだ」

「…名前姫のおかしな言動に気付いてないわけないでしょ。鏡夜先輩ともあろう人が、」

「お褒め頂き光栄だな。しかし俺は名前の馬鹿は環同様、無視しようと決めてるんでね」

「…嘘ばっか…(ボソッ」

「何か言ったか?」

「イイエー。」


あぁ。もちろん嘘だ。

彼女については調べている真っ最中だ。

苗字家も、周りの関係者も、名前自身も。

「ちなみに名前姫ってば、今朝桜蘭の体育祭についてめちゃくちゃ詳しく語ってたよーなんであんなに知識が豊富なんだろーネー。あー僕って優し〜、またね鏡夜先輩っ」


なるほど、体育祭もか。

やはり同じクラスだと会話も多い……

普通なら、馨にも協力を頼むのだが…



そうだ。

使える駒はすべて使うつもりでいたのに、なぜ馨に言わない?

今も、

今までも、、


なんとなく…名前が誰にもばれてほしくないようだったから、

、俺はそんな理由で誰にも言わず調査していたのか?


自分は一体どうしたというのか…


自分のことだというのにわからないことがあるというのはイライラする。

名前の馬鹿がうつったのか?



…今のが一番しっくりきた
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