短編色々
□桜蘭『靖睦』
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「靖睦くんっ」
…また来た、
「何ですか名前先輩。」
「会いたくなったから、来ちゃった♪♪」
彼女は俺の1つ先輩、
高校一年生だ。
なんで俺に関わる?
そんな冗談通じると思ってるの?
「俺、忙しいので失礼します。」
絶対に信じない。
今まで言われてきたこと全て、信じてなんかない。
靖睦くんが好き、
靖睦くんが1番、
靖睦くんに会いたくて、
そんなの嘘だ。
近寄ってくる女なんて、どれもみんな同じ。
成長したハニー君、
眼鏡を外したらハニー先輩みたいで素敵、
俺は…
『光邦』じゃない。
『靖睦』なんだ。
「やーすーちーかぁー!!」
えっ??!!
こ、この声は、
「あ、悟くんだ」
ゴツッ!!!!
グリグリグリ…
「悟っやめっ、痛い!!」
頭に痛みが走る。
「おいっ靖睦!!!!お前また名前先輩に向かって失礼なこと言ってただろ!!!あ、先輩お久しぶりです!!」
「久しぶり、悟君ww気にしないでいいよっ、忙しいんだって!失礼なのはむしろ私のほうだから(ニコッ)」
そうだ。
「俺は悪いことなんかしてな、」
「嘘をつくなーっ」
バシッ!
いたっ!!!!
このやろう、、
「今日は部活も大事な用事もないって言ってただろーがぁーー!!!!!!」
あぁ、もう、五月蝿い!!
「名前先輩っ!」
「靖睦くん、何?って…え?ちょっ、どうしたの?!」
悟なんかと話してたら
寿命が縮む。
「帰りましょう。何か不満な点でもっ?」
「いや、そうじゃなくて…手、握って///」
…
「嫌でしたか、すみませんね。」
じゃあ、離します。
「ううんっ!!嬉しいの!!ありがとうっ!!!!」
ぎゅっ。
強く握り返された、
またそんなことを。
信じるもんか。
ただ…
「…言ってれば、(ボソッ)」
悪い気は、
しないから。
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いまだに、ド下手ですww
靖睦くんごめんなさい;;
皆様ごめんなさい;;
ファイト自分(笑)←