桜蘭高校ホスト部?!
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伝えたいことができたので、昨日帰ってすぐにホスト部員にメールしました。
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To:ホスト部
Subject:『名前嬢にもっと友達を増やしてあげよう大作戦』について
本文:
皆さん、今日は本当にありがとうございました!
そしてご迷惑おかけしてすみませんでした(T_T)
重ねて申し訳ありません!!が、今回の作戦、とても嬉しかったのですが諸事情により、あとは私が1人で実行いたしますm(__)m
長文失礼いたしました。
と、いうわけで…おやすみなさいε=┏( ・_・)┛
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うわぁぁー…何度思い返しても失礼なやつだわ私。
え?元々?
そんな褒めないでよw
ゴホン!えー、つまりですね。諸事情というやつはあれなんだ、そんな一気に色んな人に会ってもきっとつまらんよ?っていうさ。
……勝手すぎるわww
「…苗字?」
急に名前呼ばれたらビックリするでしょ!誰やねん!
的な感じで振り返ったら、赤髪のシャn((ボサノバ君。
「ボサノバ君?!」
今私が突っ立っているのはくつばこへ向かう途中の…道?説明できないな。まぁ、校内です。
「あ゙?!ボサっ……あ、いや、おはよ…う。」
可愛いわねこの子←
私てっきり嫌われてるのかと思ってた!まさか挨拶してくれるなんて。
これはきちんと挨拶をかえさねば!!
「おはようございます若!!今日もいい天気でございやすね!」
「?!!」
こわいww大声でこんな挨拶されたから恥ずかしがってるんだろうけどw
これまでにないくらい恐ろしい表情されてます。
「ご、ごめんボサノバ君;;お詫び…って言ったらおかしいけど、途中まで一緒に行こう!」
予鈴、なっちゃってるからね!急がなきゃやばいよ★
「あ゙、、お゙う」
そんな照れないで!!
こわいから!!←
桜蘭の有名人に会うという例の作戦を実行したわけでもないのにボサノバ君に会えるとは。
不思議というか、ラッキーというか。
びっくりだね。
校舎に向かって小走りしている私たち2人を見てしまった人のほうがビックリしただろうけど(笑)