TVXQ☆story

□絆
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ジェジュンが洗い物や片付けを全部終えたのがPM10:30。

ジェジュンとユチョンの2人で使っている寝室。そこに熱を出したユチョンが寝ている。


ジェジュンがそ〜っと覗いてみると、ユチョンはよく寝ているみたい。
さっき、ユチョンが自分で持っていた風邪薬と解熱剤を飲ませた。よく効いているみたいで安心するメンバー。



東方神起は海外で活動することもあり、メンバーはよく風邪を引いたり体調を崩したりする。その度にジェジュンが面倒を見てきた。誰かが熱を出せばその夜はジェジュンが付いて寝る。

ずっと一緒に活動してきた5人は既に家族のようなもの。それは全員が感じていた。


「んじゃそろそろ寝ようか。ジェジュン、ユチョンを頼むぞ。」

ユノはそう言いながらジュンスと寝室に向かう。


「ヒョンも無理しないでくださいね。」


そう言い残し、チャンミンも寝室に向かう。


(僕もそろそろ寝よう…。)

そう思い、ベッドに入ってみたけどなかなか眠れない。仕方なく、電気スタンドの明かりだけで本を読んでみる。


隣りで寝ているユチョンがあまりにも静かで少し不安になる。

読書に熱中してきた頃、かすかにうなり声が聞こえる…。


「ユチョン?どうした?熱が上がってる…」


おでこに手を当ててみると、さっきより熱かった。


「…ヒョン…ごめん…起こした…?」

「起きてたから大丈夫。それより熱…上がってきたみたいだね…」

「…そう…かな…。…寒い。背中がゾクゾクする…。」


どうすればいいのか…。しばらく考え込むジェジュン。


(やっぱり病院連れてった方がいいんだけど…。どうしよ…)

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