雪のアルコバレーノ2

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ラ「やれやれこの現象
夢でないとすればずいぶんと久しぶりに
10年バズーカで過去に来たようだ」

20年後のランボ雰囲気とか性格が全然違うな
時って怖い

獄「ホントにアホ牛か」

ツ「なんだかランボ…たのもしいよ…」

全員が驚いていると
ランボが此方にふり向いた

ラ「あなた達にまた会えるとは…
懐かしい…なんて懐かしい面々…

敬香さんはやっぱり美しい…」

『そういうランボはイケメンになったね』

ニコリと微笑みながら言うランボに
言い返す私

だが…また貴方達にまた会えるとは?
 20年後でも私はともかく綱吉君達とは会っている筈だが…

1人考えていると…

ラ「泣きそうだが
感傷にひたっている場合ではなさそうだな


野蛮そうなのがひどくにらんでる」

『ぁー…』

ランボの声で自分の世界から抜け出し
レヴィを見れば怖い顔でランボを見ていた

レ「おまえが誰だろうと 消すまでだ」


ラ「…………昔のオレは相当てこずったようだが…
オレはそうはいかないぜ」

レ「ほざけ 消えろ!!」

リングを拾い
睨み合ったランボとレヴィ

何本も放たれたレヴィの背中から傘が

ババッ

ツ「やばい!またあの技だ!」

放たれた傘が開かれる
その傘はランボを囲むように開いていた

べ「傘を開かせちゃったら もう決まりだな」

マ「レヴィ・ボルタを 回避することは不可能

あの電気傘は全周囲を死角なく覆い
ひとたび攻撃が当たりだせば7つの電気傘が
おのおのに受けた電気を一気に叩き込む

まさに一撃必殺の技
レヴィはこの技でヴァリアーの幹部の7人に
引き上げられたんだからね」

マジかよ 初めて聞いただけど

ピシャア


ラ「くっ」

レ「死ね」

傘に雷が落ち
それはランボに向かっていった

バババババ

ラ「ぐわっ」

ゴロゴロゴロ
ピシャッ

ラ「避雷針にも雷が!!」

『容赦ないな…』

バババッ

レ「レヴィ・ボルタの効果に加え
エレットゥリコ・サーキットの電撃も浴びた


ダメージは
何倍にもはね上がる」


ビシャッ

獄「やべえ!!
電気の逃げ場がない!」

ツ「ランボ!」

『………』

激しい電光 これ生きているのか?

レ「奴は焦げ死んだ
この電光 ボスに見せたかった」


レヴィが
電光から背中を向けた時だった
激しい電光の中 
うつ向いて立っているランボの姿が見えた

ラ「やれやれどこへ行く?」

レ「なにい!!」

ラ「見な


エレットゥリコ・リバース!!」


ランボが自らの手を地面へと叩きつけた

カッ

バリーン

校舎の窓ガラスが
流れた電流に耐えきれず砕け散る

『おぉ…』

レ「!!!
あれだけの電流を地面に…!?」

ラ「電気はオレにとっちゃ
仔猫ちゃんみたいなもんだ


わかるかい?
オレは完璧な電撃皮膚を完成させている」


手の周りに電気を覆わせながら言うランボ
まぁ20年もたっていれば完成はしているか

ツ「すごい!これが20年後のランボ!!」

リ「まさに避雷針だな」

???「遠い将来 開花するかもしれない この雷の守護者の資質にかけてみたんだが…」

ツ「父さん!!」

『家光』

家「オレの見込み以上のようだな。」


家光の言葉に全員は勝てると確信する


だが…先を見える私だからこそ分かる

…この勝負………
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