〜雪のアルコバレーノ〜

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『…綱吉君……何があったの?』

殆ど全身に包帯を巻いて 隣にには風に瓜2つの人が居た

私の手には綱吉君のお見舞い品の果物

「敬香さんだけが 俺の味方ですよ・・・」

・・・何があったの? もう半泣きしてるし

『ふー 綱吉君何があったのか知らないけど
林檎でも食べな』

頭を撫でた後に林檎を剥き 食べさせる

『どう?』

「おいしいです」

『ならよかった それより前にいる人は誰何なの?』

「あ あの人は雲雀恭弥さん 並盛中学校の風紀委員長です…!」

半分 怯えているね

『そうなんですか 始めまして 雲雀恭弥さん』

「ふーん いいよ 君名前は」

『私の名前は川合 敬香といいます
並盛に住んでいるのでまた何かあったら宜しくおねがいしますね』

にしても…アラウディにまた似ているな 性格といい
髪 以外は目つきも似ているし

でもそれなら風だって雲雀さんと瓜2つか

「僕の事は名前でいいし敬語も要らないよ 敬香」

『じゃあ 恭弥でいい?』

「いいよ」

そしてまた寝た

「敬香さん凄いですね! あの雲雀さんに気に入られる事なんて
めったにありませんよ!」

『そう? 恭弥見たいなタイプは一度だけ扱った事があるからね』

「そうなんですか?」

『えぇ じゃあ恭弥の分の果物を切った後に仕事があるから
ゴメンね 少ししか入れないけど…』

「大丈夫ですよ! 雲雀さんにも言って言っておきますので」

『怪我で大変なのにゴメンね じゃあ失礼させていただくね』

「はい!」

『じゃあ恭弥もバイバイ』

「・・・」

『フフッ』

寝たふりしている恭弥にも挨拶をして 部屋から去っていく

微かに恭弥の顔が赤くなっているのを見ながら
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