大空の涙

□二十七 救出
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シ「てて…2人して蹴らなくてもいいだろ…
それに俺は、あんな女は、タイプじゃねぇだよ。」

『…つまり』

ツ「油断させていたって訳?」

シ「そうだ」

『へぇ…なら、さっきのは、ゴメン』

シ「別にいいぜ」

『じゃあ、早く行こうか
さっきの声で居場所バレた筈だから』

ツ・シ「「うん/あぁ」」










『段々、増えてきたな…。

バンッ


これじゃ、休憩も出来ない。』

ツ「大丈夫、

後ろ見ながら銃撃てれば、十分だから」

『え?そうなの??』

シ「十分だ」

『あ、そうなの』

そう言いながらも、銃でバンバン撃っていく敬香。

慣れ、ってか最強って恐ろしい…。



敬香にと少し距離を取った時…、


『あ、桔梗?

あーうん…わかった。草壁さんは、保護ね。
こっちもシャマル保護したから、
うん、じゃああのボスがいる所で集合ね。』



敬香が桔梗とマイクで話す。

会話の内容からして、

どうやら、草壁さんも無事に保護されたようだ。

敬香の口からも同じ事を言われ、ほっと一安心


さぁて、行くか…と思ったとき、


夢「敬香、こっちヴァリアーと遭遇しましたので、
少し遅くなります。」

夢から連絡が来た。

『あー、了解』

特に心配するわけでも無く、ただ了解した。


夢との会話を終えたとき、今度は本部にいる白蘭から連絡が来た。


白「敬香ちゃん、こっちに本部の半分が来たよ。」

『やっぱり?』

白「うん。敬香ちゃんの予想通り、すでにカゲハちゃん達が行っているから
大丈夫だと思うよ。」

『ok、こっちは、シャマル、草壁さんを保護して、
夢達がヴァリアーと遭遇したから』

白「わかった。
じゃあ僕も様子見てくるから、暫く出来ないかも連絡」

『わかってる。』

ここで、通信終了


『本部にもボンゴレ来たらしい。』

ツ「でも、予想通りなんでしょ?」

『うん、とにかくうちらは全員との合流が先だよ。
とにくお爺ちゃんが一番心配だし』

ツ「そうだね。」

シ「俺は、お前らについていくからな」

『それも、わかってる』











敬香達が順調な頃…



白「あら、本当に来ているね。」

夢「全く、面倒だな…。」

2つの部隊は、面倒な事が始まろうとしていた。












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