雪のアルコバレーノ2

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言いたいがここでぶち壊すのもあれだ
 ってことで勝負を見届ける事に



ラ「あなたたちに喜ばれると 照れる」



ランボがそう言った瞬間
レヴィが傘を構えてランボに向かって行く

レ「なんとしてもおまえは消す!心臓に直接電撃をくらえ!」

ラ「やれやれ

!?

あれは……」


ガッ


レヴんがランボに向けた傘と
ランボが拾い上げた角がぶつかり合った

ラ「一週間前にケーサツに捜索願いまで出したのに
こんなところにあったとはな」

『あれって…』

ラ「今の攻撃でニスがはがれまた顔を出したか
幼少の頃獄寺氏に書かれた屈辱的な文字が…」

獄「オレが書いた…」

全員が混乱していると家光が説明してくれた

家「あの角は
20年後のランボの角だ

一週間前
現在のボヴィーノのボスが持たせてくれた

あの角を20年後のランボを呼ぶヒントとして、
10年後のランボにわたしたんだ…

あいつは気づきはしなかったが…
ま 結果オーライだな」

レ「次は逃がさん!」

レヴィがまた傘を構える
対してランボは拾った角を頭につけた

ラ「逃げるつもりはないさ
うむ やはり
スペアの角よりしっくりくるこれで思いきりできそうだ

サンダーセット!」

ビシャァッ

ランボの角に再び雷が落ちた

ラ「電撃角!!!」

レ「愚かな その技は見切った
致命的な弱点があるからな」

ツ「え…弱点?」

リ「リーチが短けーんだ
角に当たらねーと効果ねーからな」

リボーンがそう言うと
綱吉君は思い出し慌てる
だがランボは

ラ「昔の話さ」

と言った

ババババ

ツ「電撃が伸びた!?」

ランボの角から伸びた電撃は、レヴィの傘と重なり合った

レ「ぬあっ」

激しい電撃にレヴィの体は傷ついていく

レ「ぐあ゛あ゛あ゛!!!」

『よしっ!!そのまま行け!!!』

酷いとか思っていないから私 先に言っておくね(笑)

ラ「年季が違う 出直してこい」

レ「そんな…バカな!こ…こんなところで…

ボ…ス
もう一度オレを誉めてくれ…!ボス!!」

『よし!そのまま殺れ!!』

「剣をひけ…
これ以上やると…敬香さんは悲しまないが

お前の命が…」

ボフンッ

ツ「!!」

『あ』

音と共に 煙が舞った

ラ「ぐぴゃあぁあ!!!」

『ランボ!!』

やっぱりあの光景は当たっていた
時間切れで元のランボに戻ってしまったのだ

電撃をくらって
煙を立て地面へと落ちるランボ

獄「ア…ホ牛!!」

ツ「ランボ!まだ20年後の姿になって5分もたってないのに!」

リ「どうやらバズーカの効果は
最初の一発が当たってから5分間のようだな」

ツ「そ…そんなあ!!」

『そんな事よりランボが!』

電撃に耐えられず
ランボは意識を失ってしまう

レ「やはり雷の守護者にふさわしいのは、
おまえでなくオレだ」

ツ「ああっ危ない!!」

了「いかん!!」

獄「あんにゃろ!!」


全員が構えた瞬間リボーンが間に入った

リ「まて
手を出せば失格になるぞ」

全員「「「!!」」」

『リボーンの言う通りだ
 リング没収されるぞ』

チ「敬香の言う通りです
このエレットゥリコ・サーキットに
一歩でも足を踏み入れれば」

チ「失格とみなしリングを没収します」

チェルベッロ達の言葉に全員が黙るしかなかった









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