雪のアルコバレーノ2

□40
3ページ/4ページ



コ「よく言ったぜ 了平 それでこそ俺の弟子だ コラ!」

ツ「そんな………コロネロ!!いいのかよ!?」


不安そうな綱吉君
コロネロは了平君にアドバイスをする

コ「極限太陽は全身の細胞のエネルギーを放つ技だが まだエネルギーが完全には拳に伝わってないぜ」

了「師匠…………」

コ「勝機があるとすればそこだ!!もっと力を拳に凝縮させろ コラ!!」

了「おう!!ゆくぞ極限!!」

了平君はルッスーリアに立ち向かっていく

ル「超えられない壁ってのを教えてあげるわ」

ルッスーリアは余裕の表情で


拳がメタルニーとぶつかったら右もダメージを受ける……事になる
そうなれば戦闘不能は間違いない

了「(見えた………!!)うおおお!!」

了平君の拳の細胞………まだベストじゃない…!

『まだ…!』

了「極限太陽!!」

ガッ

拳と膝が ぶつかった
スローモーションのように 時間が流れる
だが 次の瞬間

了「うわあああ!!」

『……!!』

右腕からも血が吹き出し その場に崩れる了平君

ツ「あああ!」

獄「そんなっ………!右手まで!!」

ル「んー いい響きだったわ〜〜〜っ」

満足そうに笑うルッスーリアと
真剣な瞳で了平さんを見るコロネロ
ってか見ているこっちの身になれよ

そしたら スクアーロが叫ぶ

ス「う"お"ぉい!!いつまで待たせんだぁ!!」

ル「んもう せっかちねぇ 言われなくても締めるわよ」


了平君が殺される!

と その時

京「お兄ちゃん………?」

『(…京子ちゃん…?)』

ツ「きょ 京子ちゃん!!?なっ 何で此処に〜!!?」

家「娘さん達がコロネロを探してたんで エスコートしたんだ」

絶叫する綱吉君に答えたのは

家「父さん!!」

『家光か』

何も知らない京子ちゃんは ボロボロの了平さんを見て ゆっくりと歩み寄る

後ろには 大人っぽい女の子もいた

京「お兄ちゃん……」

花「何か………ヤバいよ京子 これ……」

そして リングのギリギリまで駆け寄る

『京子ちゃん…!』

京「敬香さん!」

ツ「(ど どーしよー……見つかった………)」

京子ちゃんは私がいる事にも驚いたみたいだけど 了平君の姿にショックを受けてるようだった

京「お兄ちゃん どうして!?傷だらけだよ!」

『来たら駄目!』

ロープは電熱線で熱せられてるから
危ないのに…

ル「あらまぁ あなた この坊やの妹なの?
お兄ちゃんはねぇ 私との戦いに破れ 殺されるのよ」

京「………!」


『おーい カマ何純粋な子になんてこと教えてるんだよ』











次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ