〜雪のアルコバレーノ〜
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シ「つまり 手が滑ってそこに傷が出来たと?」
『はい』
風「隠していたのは心配を掛けないように ですか?」
『そ そうです…』
………
シ・風「はぁー」
あれ2人にため息つかれた
『なんでため息つくの?』
風「いえ…別に…」
シ「俺は出て行く 後はお2人で」
と 言うだけ言って シャマルは出て行き
私は風と2人きり
風「で…何故嘘をついたんです?」
『!?』
気づいていたの?
風「貴方の嘘なんて大体見抜けます」
『そう……』
まるでジョットみたいだな
風「なので本当の事を言ってください
それとも言え無いんですか?」
『…………』
言え無い 純血の鬼で前世は初代雪の守護者
とあの人斬りと恐れられていた新撰組幹部
そしてリスカしているのか不安だから
殺し屋なので殺しを好まない
オマケに 掛かっているんだ
そんな事言ったら 行けない
私の口から…
『ゴメン…まだ言え無い…』
謝罪しか出来なかった
風「そう…ですか ならまた話すときに話してください
でわ」
そういうと風は窓から出て行ってしまった
もう―…
すべてが分かる頃には…
私 は い な い の に ・ ・ ・
そして2日後私は退院して家に帰る
・