大空の涙
□十二 2人の中立
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本部が賑やかになってきた今日この頃
ふと思い出したようにツナに問いかける
『ねぇツナ』
ツ「どうした姉ちゃん?」
『ツナの味方は全員保護したじゃん』
ツ「うん」
『で 敵はこれから潰すでしょ?』
ツ「そうだね」
『じゃあ中立のDrシャマルと風紀委員に入っている
草壁って言う人間はどうなの?』
ツ「…あの2人は俺達の怪我や掃除の手伝いをしてくれたけど…」
『まぁ 立場って言うのがあるからね
でも立場が無ければ 味方って訳か』
ツ「多分…………」
『そう 嫌な事思い出せてしまったなら謝るよ』
ツ「べ 別に大丈夫だから!」
『じゃあうちはその2人にあってくるよ
後 ツナ達を嵌めた 黒幕にもね―』
ニコッと笑うと敬香はその場から姿を消した
ツ「ちょっ…!? はぁー姉ちゃんまた勝手に…」
ジ「まったく もう少し一緒に居たいものだが…」
ツ「じいちゃん 真剣な顔で悩まないで お願いだから」
敬香が消えた後そんな会話が繰り広げられていたとか…
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