ウサビの話
□勝負注意
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「キレネンコさん…僕とゲーム…してもらえませんか?」
いつもの雑誌を開き
隣でいつものコサックを決めていた、同室の相手からの言葉
珍しく話し掛けてきたと思えば
何を言い出すんだ?こいつは?
「…あの……嫌なら…いいんです…」
おろおろといった感じに、目線を泳がせる
「…別に構わない」
「本当ですか!?」
目を輝かせて、短いしっぽをぱたぱた振る様を見るのは悪くない
「だが、お前金はあるのか?」
「え?」
基本的にゲームと言えば賭け事だろう
とゆうか、賭けのないゲームのやる意味が分からない
「……あの…お金はないので……僕が負けたら…キレネンコさんの言う事をきく…とゆうのは…どうでしょうか? 」
「…いいだろう」
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てな訳で、次から勝負です
まずはババ抜き