短いお話

□春はあけぼの
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迷信って信じます?







私は.... 信じかねる と思っているけど信じたい人間。

今日まで本当に迷いに迷ったのだ。こうして都市伝説に振り回されるのはどうなんだろう?









10月半ば



「えっと... 清少納言....... 」













“ 図書館で枕草子を借りると素敵な出会いが訪れる ”














そんな都市伝説を間に受けた.... のではなくて、決してなくて!そうじゃなくて!!




「うーん文庫本サイズより新書の方が読みやすいかな、字のサイズ的に.... 」





普段本なんて全く読まない私。それでも枕草子も清少納言も名前くらいは知ってる。5年前に彼氏と別れてから今までずっと1人の私。
先日友人らと遊んでいたときにこんな事を言われた







〜〜


「もう22でしょ?そろそろ作らないとやばくない?」


「あ、そういえば都市伝説あるじゃんあれやってみれば?」


「まあそんなんで出来たら苦労しないけどね!」

「だから都市伝説なんだしね??」


「「アッヒャッヒャッ」」








〜〜







バカにされたことに深く傷ついた私は1週間ほど療養(心の治療)をし、一度ちゃんと考えてみてその後、こうしてここに来た。

そう、ノリだから!ノリ!!!絶対人には言わないけど!!
決してもうこれしかないとかじゃないからそういうんじゃないから。



「あ、あった。」



見つけてパァッ気持ちが軽くなる。 とその後すぐに重た〜い感情がのしかかってきた

いや、待って私。マジ?マジデ?マジデカリルノ??

本を手に伸ばしてはしまってフラフラ別のジャンルの棚を歩いて眺めてまた戻ってきて...




「............ 」







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