上琴小説

□Apologize
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〈1〉

終戦後。
学園都市に生還した上条には、ある意味で大戦が待ち受けていた。
御坂美琴。
上条の消失を誰よりも心配し、どうしようもないやるせなさに襲われていた少女だ。
そんな美琴にふと遭遇したのがつい最近。

本気で安堵された。
本気で怒られた。
本気で泣いていた。

上「(…)」
4時間目の授業は終わりに近づいている。
目の前のノートには1文字も書かれていない。
上「(何か…悪いことしちまったみたいだな)」
美琴を絶望のどん底に落としたのは誰だったのか。
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