12/25の日記

00:41
勿忘草の心3【救済】更新
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こんばんは、真咲です。お嬢様方、メリークリスマス。10年越しのプレゼントをお渡しに来ました。
以下、ネタバレを含みます。


回想以外で、初めてあの人が登場しました。いつも勿忘草を書く時は切ない気持ちになるのですが、今回は初めて、泣きながら書きました。後で自分で読み返して泣くことはあるんですが、書いている段階で涙腺崩壊したのは今回が初めてです。
連載開始の時から、この流れは決まっていました。ですが、最後まで……というかこの【救済】まで書き切れるか、自信はありませんでした。もちろん、意地でも、何年かかっても終わらせるつもりでした。途中で亀更新になったり、続けるのが難しくなったり、いろいろなことがありました。でも、そのたびにお嬢様方が支えてくださいました。拍手コメントやメール、たくさんの応援の言葉は、今でも私の中に全部残っています。私の大切な宝物です。皆様がいなければ、ここまで辿り着けなかったと思います。
勿忘草の心1では主に並盛組と主人公の心情を。勿忘草の心2では主にイタリア組の心情を。それぞれ書いた後での、10年後最終章勿忘草の心3。
愛することしか知らなかった女の子が、愛されることを知っていく、1章。それすら受け入れられなかった少女が、愛してくれてありがとうと言えるようになる、2章。そして、大人になってもなお人生に迷う主人公が、本当に大切なものに気付く3章。
主人公の気持ちはもちろん、出てくるキャラクターも原作と乖離してしまわないよう、彼らの気持ちになってたくさん考えました。私の中には、読んでくださった貴女様への、彼らの愛も、ちゃんとあるんです。
人は誰かに肯定されて初めて自分を肯定できる。誰かに許されて初めて自分を許せる。自分を許せて初めて、誰かを許すことができる。貴女様の言葉が、私を許してくださいました。本当に本当に、ありがとうございます。
この後は真咲節で切ない逆ハーが続きますので、安心して読んでいただけると思います。推しが落ちにならなかったお嬢様方には申し訳ございませんが、それはまた別の物語でお返しできればと思います。
聖夜の奇跡に感謝を。貴女様と出逢えた奇跡に感謝を。あなたに出逢えた奇跡に感謝を。
では、良い夢を!

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