勿忘草の心２
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□1.旅立
――人生は、愚者に困難に見えるとき賢者に容易に見え、愚者に容易に見えるとき賢者に困難に見える。
□2.再会
――賢者は、チャンスを見出すのではなく、作り出す。
□3.秘密
――人間は自分が信じたいことを喜んで信じるものだ。
□4.前夜
――自分の信念に忠実に生きる少数の人々の生涯は、あらゆる書物よりもはるかに役に立つ。
□5.反則
――私たちの一切の悩みは、私たちが孤独で存在し得ないということから生まれてくる。
□6.夜宴
――世界のあらゆることを信頼しないならば、人は決して欺かれることはない。
□7.返答
――心には理性ではわからない理屈がある。
□8.買物
――知っていると思い込んでいる人が利口なのではなく、自分の知らないことを自覚した人が賢いのである。
□9.愛情
――ある一人の人間がそばにいると、他の人間の存在など、まったく問題でなくなることがある。それが恋というものである。
□10.寂莫
――成し遂げんとした志をただ一回の敗北によってすててはいけない。
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