ー翳の回廊ー

見つけてしまいましたね…?

※注意書※
表に置けないダークな短文、または大人向けテイストな短文を衝動的に載せています。
暗い話や過激な表現が苦手な方、うっかり迷い込んでしまった貴方は速やかに宴の広間までお戻り下さい。
◆愛切(清三) 

「…うっ…ううっ…」

「誰が休んでいいと言った?」

清正の冷たい声が、気を遣りかけた三成に浴びせられる。

杯を傾けながら座している清正の前で、三成は清正の腹臣である二人の男に弄ばれていた。

「だとよ、しっかりしろよ治部殿?」

後ろから三成をなぶりながら、森本義太夫がカラカラと笑う。

一方の飯田覚兵衛は、ただ黙々と三成の肌を愛撫している。

「よう覚兵衛、そろそろ代わって遣ろうか?」

「俺はまだいい」

そんな会話を交わしながら、先程から二人は代わる代わるに三成を犯している。

他ならぬ、主君清正の命令で。

「くっ…!貴様…悪趣味だぞ…!」

「まだ生意気な口を利く余裕があるのか?おい義太夫、物足りないようだぞ」

組み伏せられながら呪いの言葉を吐く三成を厭わし気に見ると、清正は更に冷酷な下知を下す。

「了解♪」

「ぁっ…!ひっ…!?」

清正が顎をしゃくると、途端に義太夫の責めが性急なものに変わった。

「はぁ…はぁ…はぁ…あっ…あっ…ぁっ!?…ああーっ!!!」

乱暴に前立腺を犯され、三成は正気を失いそうになる。

訳も分からぬまま揺さぶられている内、三成は己を犯す男と一緒に熱いものを放出した。


「…失礼仕る」

「…ぅ……あっ!?止めろ!!」

体を投げ出して息を整えていると、今度は覚兵衛が三成の腰を捕らえた。

三成は義太夫よりも労るような抱き方をする、この男が苦手だった。

「止せ…俺に触るな…!!」

覚兵衛は嫌がる三成の体を清正に見せつけるように開かせると、下から一気に突き上げた。

「うあああっ…!」

仰け反る三成の胸を、覚兵衛は更に指で擦り潰すように刺激する。

「ひあぁっ…!」

清正の目の前で弄ばれる屈辱に震える三成だが、覚兵衛の手に掛かると簡単に声を上げさせられる。

「あっ…ああっ!!!」

胸と後ろを同時に責められ、気持ちとは裏腹に三成は自分でも分かる程きつく覚兵衛を締めつけていた。

「良い声で鳴くねぇ…じゃあ、俺も手伝って遣るか」

暫く様子を見ていた義太夫だが、見ているのにも飽きたのか、口元に嫌な笑みを浮かべて二人ににじり寄って来た。

そしてそのまま義太夫は、再び起立しつつある三成の陰茎を無造作に掴んだ。

「ああああっ…!!!」

途端に、三成の太腿がびくびくと痙攣する。

「止せ義太夫、それをすると中がきつ過ぎて辛い」

覚兵衛は眉をしかめるが、義太夫はそれには耳を貸さない。

「固い事言うなって、見てるだけじゃ味気ないからな」

言うなり三成自身を摩擦すると、その先端を親指で擽る。

「ひっ…あああーっ!!」

堪らず三成が喉を反らせると、不意に大きな手にその顎を捕らえられた。

「き…きよまさ…!?」

「達く顔、近くで見せろよ」

元戦友の信じられない言葉に、三成は愕然とする。

が、考える隙もない程責め立てられ、直ぐに意識が浚われそうになる。

「ぃ…厭だ…ぃゃっ…!」

もつれる舌を必死に動かし抗議する三成を、しかし清正は赦そうとはしない。

「もう限界なんだろ?達けよ」

「はっ、あうっ!!」

極限にまで凝った胸を強く抓られ、三成はぞくぞくする感覚に身を捩る。

「止めろ…清正っ…!!清正…っ!!」

半ば泣くように懇願するが、清正の目は真っ直ぐに三成を捉えて離さない。

「厭だ…頼む…見るなっ…ぃゃ…ああぁーーっ!!!」

一際強く突き上げられた瞬間、三成は清正の目の前で全身をひきつらせるようにして達した。


倒れ伏す三成の体を、清正は絞った手拭いで丹念に拭って遣る。

「そんなに大事なら、何でわざわざ苛めるかねぇ?折角無茶をして、関ヶ原から助け出したんだろうに」

その様子を見守りながら、義太夫は呆れるように言った。

「愛情とは奇異な物ですな」

覚兵衛は憐れむように、幼少からの友垣でもある主君を見る。

「今はコイツに、何も考えさせたくねーんだよ」

白い頬の涙の跡を指で辿ると、清正は三成の唇を優しく塞いだ。

2013/06/01(Sat) 19:07

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