無双的駄文

□愛しい(かなしい)/清→三
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明日からもう、お前は居ない。



今でも時々、呼びそうになる名前ー。

愛しいの音は、何時も哀しいに通じている。


お前になら、殺されたって構わなかった。

そう、思って居たのにー。

天下分け目の戦いは、予想外の短さで幕を閉じた。

そして俺は、永久にお前を失った。

何一つ…気持ちを伝えられないまま。

それを漸く言えたのは、お前が消えた後だった


『愛しい』『かなしい』『愛しい』…





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