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□姫初めはリバ?
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 困った。実に困った…。

「あのぉ…晃君?」
「らりっ!?(何っ!?)」
「い、いえ何も…」

 俺は激しく後悔していた。
某歌合戦を観ながら酒を酌み交わし、新年と同時にほろ酔い気分の晃とあわよくば姫初め、と思っていた浅はかな自分が恨めしい。

(酒なんか飲ますんじゃなかった…。ってか、一口で酔うなんて晃弱過ぎっ!!)

 今の状況を簡単に説明すると、酔った晃が俺を押し倒しているのだ。
こんなに下戸だとは計算外だった。

「晃、大丈夫?」
「あぁっ!?らり(何)がぁっ?」
「や、酔ってるから心配で…」
「はぁ?よっれらぃ(酔ってない)からっ」
「いや、100パー酔ってるでしょ…。って何してんの!?」
「んー?ふふっ…」

 よく見ると、晃の手は俺のシャツのボタンに掛かっている。
ベロンベロンに酔っぱらっているくせに手元は迷うことなくボタンを外していく。

「ちょ、ちょ、晃!?」
「うるはいらぁ(うるさいなぁ)…」
「この体勢逆じゃない?俺、ネコとか無理だよ?」
「しょうぁつなんらし(正月なんだし)、たまにゃぁいいらろ(良いだろ)!?」
「いやまだ年明けてないし…って無理!…うぁっ!?」

 いつの間にかズボンも下ろされ、下着の上から息子を握られた。

「ほら、たっれきら(勃ってきた)」
「ちょ、マジでやめっ…ヤバイって!うぁっっ!?」

(何これ何これ!?何なのこの展開?あの晃が…フェラしてる!!)

 赤い小さな舌をチロチロと動かし、一生懸命舐めてる姿は実にエロい!!
テレビでは大人気のアイドルグループが歌っているが、晃を前に霞んで見える。

(ヤベェ…生きてて良かった!!…ん?)

 俺は気付いてしまった。
フェラをしている晃の腰が、円を描くように揺れているのを…。

 きっと後ろが疼くのだろう。
そりゃそうだ。
毎回嫌って言う程突いて突いて突きまくっている。
今では前を触らなくても、後ろだけでイける程開発が進んでいるのだった。
さすが俺!

「んっ晃…」
「んあ?」
「晃のもしゃぶらせて?ほら、濡れてた方が挿れやすいから」
「…分かった」

 案外素直に承諾してくれた。
俺達はいわゆる69の形で互いのモノをしゃぶり合った。
 
 
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