その他小説

□起こすのは
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―鎖姫の場合―

『お菓子』


「今日のお菓子美味しかったね♪」

「…うまかった」

帰り際に仙道の家で食べたお菓子の話になる

味は二人が絶賛するほどだった

「また食べたいね♪あれどこの会社のお菓子なのかな?」

そういうと不意にスローターが

「…ジョーカーの手作り」

そう呟く

「えっ!?そうなの」

驚く鎖姫

「外見てたら買い物帰りのジョーカー見た」

「へぇー、ジョーカーお菓子作れるんだ、今度教えてもらおう!」

機嫌がよい二人は辺りが暗くならないうちに

お菓子の材料を買って帰った


―仙道の場合―

『やけ食い』


「腹立つ…」

家のリビングでジョーカーの手作りお菓子を食べる仙道

「ダイキー食べすぎだよ」

「うるさい!」

向かいの椅子に座っていたジョーカーが言うが仙道は怒る

「太るよー」

「うるさい!!」

もう一度言う

「脂肪がいっぱいついちゃうよー」

「うるさい!!!」

先ほどより大きな声で怒鳴る

そして勢いよく食べるあまり

「ゲホッ!!ゲホッッ」

「ダイキ大丈夫?!!今お水持ってくるねー!!」

案の定むせた

そしてジョーカーに背中をさすってもらいながら水を飲んだ



―二人の場合―

『間違えた』


次の日

「「間違えて仙道の/威裕のレポート持ってきちゃった!!/持ってきちまった!!」」


レポートが自分のものでないと気づいた二人は

休み時間に自分のレポートを取りに互いの教室まで走った。


終わり♪
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