神、地上に降臨

□赤色とお話し
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氷の中に眠ってる少女の前に少女と似た1人の綺麗な男がいた






"ミミティ…"


"早く、目覚めてくれ"







あの時から我は永い眠りについていた

あのことがなければ

あんなことがなければ



兄様が人間嫌いにも…ならなかった


我のせい、だよね



ごめんね兄様








―――
――









『……寝れない』




眠ろうとしたけど、あのことが頭に浮かんで

眠れなかった


そっと、この部屋から外に抜け出した

抜け出して、屋根の上に座った


あー…流れ星




「そこで何をしている」


あ、さっきの


『赤…だるま』


お、俺はだるまではなァアァアいッ!!!


『うるさ、いよ…我は主の名を、知ら…ない』



目付き悪いね、この赤色

思いっきり睨まれてるや




「そ、そうか…それはすまなかったな」


『…いや、いい…よ』


「俺の名はギロロ」



へぇ、ぴったりな名前だね!



「ところで、貴様は何をしていたんだ?」


『貴…、さまじゃ…ない…ミミティだよ』


「おう、」



そういえば、悪かったといいながら我の隣に座った














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