ファフナー小説
□記念日限定小説
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2月14日、竜宮島でもバレンタインのイベントが行われていた。
そんな中総士はいつものように学校に登校。
外はかなり寒く、マフラーや手袋、上着は欠かせなかった
「おはよー!総士!今日も寒いな」
「おはよう。一騎。今日は雪降りそうな位寒いな」
「あ、そうそう。総士今日学校終わったら時間あるか?」
今日は幸いにもアルヴィスの仕事もなく、持ち帰りの仕事もなかった
「あぁ…今日は大丈夫だ。」
「じゃあ放課後、一緒に帰ろう」
二人は放課後の約束をして靴箱を開けると、チョコレートが入っていた
「チョコレートだ…」
一騎はチョコを取り出す
「モテモテだな。一騎は」
「え…?そっかな…」
とりあえず差出人不明のチョコを鞄に仕舞い込み、教室に入った
*********
時間はあっという間に放課後になり、総士と一騎は帰路につく
「用ってなんなんだ?」
「用って…たまには骨抜きも必要だろ…?総士はいつも疲れてる顔してるし…一人だからご飯もまともに食べてないだろ?今日は父さんいないから、晩ご飯を一緒にって思ってな」
「…ありがとう…一騎。一騎の手料理楽しみだな」
近くの八百屋や精肉店、豆腐屋
により晩ご飯の材料を買って帰る
総士は一騎の部屋に入り、一騎は台所に買った材料を仕舞う
「……総士喜ぶかな…これ…」
一騎はコーヒーと共に総士へのバレンタインのプレゼント用に綺麗にラッピングし手作りクッキーを差し出した
「総士、これ俺からのバレンタイン/////////」
「…あ…ありがとう////一騎…////」
ハートのクッキーだが、甘さは控え目になっていて食べやすくなっていた
ラッピングを外し、一枚手に取り食べる
「美味い…美味いよ一騎」
「本当か?良かった…不味かったらどうしょうって不安だったんだ…」
総士は一騎が一生懸命作ってる所を想像し、ゆっくり味わった
「ごちそうさま。美味かったよ…ありがとうな?一騎…ホワイトデーは僕からお返しさせてくれ…今はこれくらいしか出来ないけど…」
一騎の手を握り抱き寄せキスをした
「//////好き…////総士…/////」
「僕もだ…一騎…/////」
寄り添って二人だけの甘い時間を過ごしだした
end